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後医は名医?セカンドオピニオンも良いのかな?

2016-10-05 10:44:40 | 日常
医療業界では「後医は名医なり」という言葉があるのを皆さんはご存じだろうか。

どういう意味かというと、同じ患者を診察した場合、先に診察をした医者より、
数日たってから、同じ患者を診察した医者のほうが情報量を多くあり、より正確な診断することが可能性があるという意味らしい。

病気は後になるほど、診断もしやすく、また典型的な症状も出現していることが多いので、間違いも少ないと言う事だ。

たとえば、はじめに患者を診察した医者(前医)が「風邪」と診断したとする。
しかし、咳や、熱がひどくなったため、3日後に別の医者(後医)へ行ってレントゲンを撮って、
「肺炎」が分かったという場合、果たしてはじめに診察した医者(前医)は誤診したと責めることができるだろうか。

初診で、たいした症状がなければ、まずたいていの医者はレントゲンを撮らない。

後から診察した医者は風邪で3日治療しても、症状がひどくなっている事がわかっているので、
レントゲンを撮ろうと言う気になるという。

こういった事から「後医は名医」という言葉は、病気の性質をうまく表した言葉なのだ。

前置きが長くなったが、実は少し前から腰が痛く、それに伴って股関節も時々痛む事があり、
もしや変形が進んでいるのではと心配していた。

必ず進行するという話なので以前、股関節が痛くて歩けなくなってから2年半近く経っているので
股関節の状態がどうなっているのかレントゲンを撮りに休みを利用して月曜の午後整形外科を受診した。

以前診察して頂いた先生が良かろうと思ったので混んでいることは承知で月曜の受診を決めたのだが、
少しでも待たないようにと午後の受信で受付することにした。

が、以前診察してくださった先生は午前中で終了だという。
既に2年半も経っているし、2回しか受診していないので先生も覚えてはいないだろう。
と、言うことで別の先生でも予約を入れた。

午後、病院へ行くと、既に沢山の患者が待合室にいた。
一応、私は午後1番だったため、20分少々で診察室へ。

今現在、少し腰が痛み、時々股関節も痛くなること。
以前、受診したときは歩くことができないほど股関節が痛く、
これが続くようなら人工関節も視野に入れたほうが良いと言われた事から股関節の状態を確認したく来院したと言うと、
「これは。。。人工関節にするほど悪くないし。。確認する為にわざわざ一番混む月曜に来たの?」と笑われた。

とりあえず、折角来たんだからレントゲンは撮りましょうとの事で腰と股関節のレントゲンを撮り再び診察へ。

「2年半前と全く変わらないし、変形と言っても言われなきゃほとんどわからない程度なので全く問題ないです。
他の理由で痛くなったんじゃないの?
確かに腰はちょっと左右の骨の長さが違ったりするのでこういう人は痛くなりやすい。
定期的にレントゲンを撮りに来る必要もないし、心配することもないですよ。
大体、痛くなったり治ったりなしないから。
痛くなったらどんどん痛くなるからすぐ分かりますよ」と言われた。
「前回と全然違う見解ですけど。。。違う先生に診て貰うのも良いもんですね。」と言うと、
「そうだね」と、言われた。

大丈夫と言われたのは嬉しかったが、余りにも見解が違うので今回の診断を鵜呑みにしても良いのだろうかと不安だったので、
夜、股関節専門医である友達に電話で確認したところ、後からの先生の診断でほぼ間違いないだろうと言われた。

ここで「後医は名医なり」と言うことわざが出たのだ。
時にはセカンドオピニオンも良いもんだと今回実感した。

但し、一生大丈夫、絶対とは言えないし、ある日突然と言う事もあるので引き続き体重管理と日々の筋トレ、
ストレッチはした方が良いと言われた。

何はともあれ、ひとまず心配していた変形は進んでいなかったのでほっとしてる。