ダロールで男性達がズボンの代わりに腰に布を巻いていたが、その柄が素敵だったのでその布が欲しかった。
帰ってからその布でパンツを作りたいと思ったから。
だが、ダロールでは全く買い物するような所はみあたらず。
最もその時に添乗員に言っていたら買い物に連れて行ってくれたかも?
次のアクスムでは布を巻いている人はおらず。
やはりどの店を見てもそれらしき商品はなかった。
最後のラリベラでもし見つけたら言ってくださいと添乗員に言われていたので
店らしきものを見るとバスの中から目を皿にして商品を探していた。
教会へ向かう途中、露店が並んでいる店でお目当ての布を発見。
「あった!!ここ、ここ」
と、言うと、後でメインスクエアで買い物する前に来てくれると言ってくれた。
観光後、一旦ホテルへ戻り1時間休憩した後、例の教会近くの露店へ向かった。
目的の店へ行き交渉。
ローカルガイドはドルは使えないと言っていたがドルで問題なかった。
私の指値は15ドルだったが、店の奴は強気に20がマックスだと言う。
だったら同じ物が上の店にもあるから上で交渉するからと坂上のの店へ移動。
交渉を始めるも、どうも英語が通じ無い様子。
困った。。。
すると、間もなく下から「18で良いって言ってます」と呼ばれた。
私もその時15じゃなくちゃ戻らないと言えば良かったのだが、
移動した店で交渉出来なかったので元の店に戻る事にした。
戻り始めると、「同じ物だからーー」と、布を持って英語が出来る男性が私の方へ走って来た。
すると、それを見ていた下の店の人が私の所へ慌ててきて早く金をよこせと手を出した。
商品と交換だからと手をはらい下の店へ向かっていると。。。
あっという間に私の周りに人がきが出来ており一歩の進めないwww
もはや他の店の人と交渉する余裕はない。
もう、何がどうなっているのか分からない状態。
私を囲んでいる人達は口々に家の店で買えとバリバリ真剣な顔で言っているのを見て吹き出しそうになった。
もはや見えるのは頭上の青空だけ。
どうにもならない私は
「ヘルプミ~~」と空を見上げて叫んだ。
間もなくゲラゲラ笑いながらローカルガイドが人垣を割って入って来た。
ガイドにぴったりくっついて財布を出すと、周りの男性が私の財布の中を覗こうと寄って来た。
可笑しくて笑が止まらないwww
更に私はガイドの広げているわきの下に潜り込みやっとの事でお金をだした。
これでガイドと私がお互いに手を回したら物凄く熱い抱擁になるだろう。爆笑~
やっとの事で商品をゲットしたが、納得できないのは上から追いかけて来た店の男性。
これを買えと布を差し出す。
別の柄の物を持っていたのでそれを購入した。
辺りは店同士の人達が自分の客を盗ったの盗らなかったのと物凄い喧嘩になっていたwww
もう一人、私と同じ布を買った人に至っては、買おうと布を持っていると
それをひったくって投げ捨て自分の家の商品を渡すと言う物凄い事になっていたと後で相棒が爆笑しながら言っていた。
最後の最後、私達がバスに乗り込んでからも商品を持って店の人達は必死に売り込んでいた。
バスに乗ってから添乗員が「私、ここで初めて買い物したんですけど、まさかこんな大変な事になるとは。。。
でも凄く面白かったです」と笑っていた。
ローカルガイドもドルが使えないと言っていたのでおそらく客を連れて来たのは初めてだったのかもしれない。
その後は土産物屋が並ぶメインスクエアにて平和な買い物タイム。
ここでも値切りまくり商品をゲット。
安くしてくれたからとお礼に飴や歯ブラシをプレゼントすると、とても喜んでくれた女性は私からもお礼にとハガキをくれた。
物は兎も角としてその気持ちがとても嬉しかった。
他の人達は未だ最初の店で品定めをしていたが、私達が隣でこれをいくらで買ったと言うと、移動。
Nさんが私に「これを。。。」と言った。
「?私に交渉しろってか?」www
結果、隣よりも4ドルも安く買えたと喜んでいた。
4ドルは大きいwww
この後、ホテルへ戻りレストランにて食事。
この日はソーメンパーティーと言って、添乗員がそうめんを用意しており、ごちそうしてくれた。
会社で恒例の様だ。
今回使ったのはユーラシア。
初めて使った旅行会社だったが、ここは派遣添乗員は使っておらず社員が対応。
更に、他社で必ず連れて行く土産物屋には行かない。
かなりしっかりした対応で大満足だった。
この布の写真を見て、友達が「え~~私も欲しいこれ~何で買ってきてくれなかったの」
と言われたが、まさか欲しいなんて思いもよらなかったし、もし買っていらないと言われても困るから買うのは無理~
次回へつづく