だってママちゃんだもん

猫、旅行、日々の話を写真と共に

いつも見ているあんた達がなんで?www

2020-03-10 14:46:43 | 旅行
ラリベラ岩窟教会群の反対側に何棟も建物が建っている。


これは伝統的な家だが、現在は国から代替えの家を貰い移転しているとの事。

2階建てになっており、下は家畜、上が住まいになっていたそうだ。

私達は一般家庭を見せてもらいに移動。
建物は土壁と藁ぶき屋根が主な建材で出来ている。


キッチンと寝室は別々になっており、平均人家族6~8人子供がいる。


寝室と言っても。。。え?ここで全員が寝る?と言うスペース。
大体4畳位?
お父さんとお母さんのベットのみ。
寝具はなし。


訪問すると小さいのから大きいの迄ずらり7~8人がぞろぞろと出て来た。

子供達は私達と一緒になって説明を真剣な顔をして聞いている?
しかも、英語と日本語でwwww

わざわざ説明を聞かずともいつも見ている光景なはずなのに何でそんな真剣に聞いている?

しかも、私達が移動するたびについて来て一列に横並びして説明を聞いて?いるのだ。www

最後に相棒が人数分あるからを飴の袋をだすと、もう大変。

皆が手を出してちょうだいちょうだいの大騒ぎ。

一列に並ぶように言っても大きい子は並ぶが小さい子には通じない。

その内、中ぐらいの子がサッと袋をひったくって走って逃げた。

するともう大変な騒ぎに。

袋を持った子を皆が追いかけて行った。

遠くからギャーッと鳴き声が聞こえて来た。
物の取り合いで喧嘩になるとは聞いていたが、こういう事か。。。

ここでは皆で分け合うと言う教育がされていないのか弱肉強食的な感じなのか。。。

この後、一旦ホテルへ戻り教会近くとラリベラのメインスクエアーへ買い物に出かけたが。。。
またまたこの教会近くの店で大変な事が。。。

その話は次回へつづく

ちゃっかり者の可愛い売り子

2020-03-09 10:33:41 | 旅行
私は自分が欲しいものを持っていれば積極的に売り子から買うことにしている。
何故なら売り子から買うのが一番安いから。

だが、大体の売り子はろくなものを持っていないw

アクスム等にも売り子はいたが、オパールだとか何だとかって石だったり、地図だったり全然欲しくないものだった。

岩窟教会群内を移動中、どこにいたのかふと気が付くと私の横で
「自分は学生です。家族がいますが生活が厳しいのでクロスのネックレスを買ってくれませんか?」とささやいている。

最初は無視していたが、チラッと持っているものを見ると、娘が買ってきてと言っていたクロスのネックレスを持っていた。

そこで初めて売り子を見ると、ドレッドヘアーのおしゃれで可愛い青年だった。

「いくら?」と聞くと一つ5ドルと言うので2個買うから5ドルにしろと言うと、ダメダメと言われた。

「じゃあ4個10ドル」と言った後、??2個5ドルと同じだからダメか?
やはりだめだと言われたw

3個10ドルと言うので何度か4個10ドルで交渉を試みたが3ドル10ドルで購入。


お金を渡すときにわざとお金を持っている手をブルブル震わせながら彼に渡すと
「なんでそんなー」と爆笑していた。

「だって、貧乏なんだから」と言うと

「そんな事言って~」とまたまた爆笑。

近くでやり取りを聞いていたハブタムも爆笑していた。

すると、ちょっと先を歩いていたおばさんが
「何々?」と戻って来た。

「これ、3個10ドルだって」と言うと速攻お買い上げ。

相棒も買おうと思っていたが売り子の手にクロスは残っていなかったので
「早くクロスだしなよ」と、言うと
「もうない」と言うではないか。

「ダメじゃん、もっと持ってなくちゃ」と言うと
「家へ帰ればある」とか言っている。
家ってどこや。と、相棒と爆笑~

ふとみるとクロスのネックレスをしていたので
「これはいくら?」と聞くと
「これは自分のだからダメダメ」と言われた。

「じゃあ、このブレスは?」
もはや身ぐるみはがす状態www

ブレスを外させ値段交渉。
5ドルで相棒は購入し、私たちは先を歩いているグループを追いかけた。

その後、残りの教会を見学し、バスへ戻ろうと坂道を歩いていると、先ほどのおしゃれな売り子が座っているのを発見。

私を見つけるとすぐに私の所へ来て
「取りに行ってきた」とクロスを私に差し出した。

「さっき買ったじゃん~」と言うと
「だからあなたの友達に買うように勧めて」と言うのだ。

「自分でいいなよ」と言うと
「いやいやあなたから言って。買ってくれたら1個あげるから」と言って私の二の腕をもみもみするのだ。www

1個くれると言われたら。。。www

買ってくれそうなNさんを呼び戻し
「これさっき私3個10ドルで買ったんだけどどお?」と聞くと秒で
「買います」と言って購入。

肘で彼をつつき
「ほら、早く1個よこしな」と言うと、約束通り1個くれた。

「ほとんど私が売ってるんだからね」と、言うと
「ありがとう。感謝します」と笑いながら手をつないできた。

私と彼は手をつないだままバスまで歩いた。
可愛いねwww

おしゃべりに夢中になっていたのでいけてる売り子と一緒に写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。残念

バスに乗った私達はラリベラ村の家を見せてもらえると言うことで見学する家へ移動。

ここでも笑っちゃう出来事があったが次回へつづく

ラリベラ岩窟教会群第二グループの観光

2020-03-08 14:36:26 | 旅行
1978年に世界遺産に登録されたラリベラの岩窟教会群は、エチオピア高原の北東部、
標高3000mという高地に13世紀頃造られた。

ここが富士山並みの標高3000mと言う事は帰国後知って驚いたw

相棒は去年のメキシコ(2000ちょっと)、グランドキャニオン(1200)でも
高山病の症状が出て頭痛薬を飲んでいたが、今回は知らなかったせいなのか全くそんな症状は訴えていなかった。

ただ、少し年配の女性が階段や坂道を登ると息切れがする。
去年よりも体力が落ちているんだわと言っていたのはもしかしたらこの標高のせいだったのかなと今更思っている。

ラリベラ岩窟教会は二つの教会群と単体の一つ、合計11個もの教会で構成されている。

ラリベラの岩窟教会群は、当時のエチオピア王朝のサグウェイ朝ゲブレ・マスケル・ラリベラ王の命により
約2万人もの人々が24年という長い歳月をかけて『第二のエルサレム』を造るため建築された物。

ラリベラ岩窟教会群が世界遺産に認定されている所以は『一枚岩を下へくり抜いて造られている』という点。

建物だけでなく窓や部屋、壁画までも堀り造られている。

その建造方法は現代の技術でも解明出来ないとのことだ。

11個のラリベラ岩窟教会群の中でも世界遺産として代表的なのは『聖ギオルギス(ギョルギス)教会』と
『聖救世主教会(メドハネ・アレム)』。

この日は別名「ノアの方舟」とも呼ばれてる『聖ギオルギス教会』から観光が始まる。


高さ12mの3階建てで、外観は十字架の形をしている最も有名な岩窟教会だ。

岩窟教会は世界で見れば「ブルガリアのイヴァノヴォ」や「イタリアのマテーラ」なども世界遺産に指定され有名だが、
その中でもラリベラ岩窟教会群は最も宗教の影響を受け今でも多くの巡礼者が訪れている。

上部の位置は地表と同じ高さで、一見すると教会があるとは目につきにくい構造。

上から見ると穴の中に立体的な十字架があるような教会だ。

地獄の道も体験。
これは幅1m、長さ25mの真っ暗な道を壁を伝って歩く。

最後の垂直な階段が天国への階段と言われており私達は無事生還ww

靴の番を引き続きしてくれた青年ハブタムと一緒に写真を撮ったり観光を楽しんだ。

その後、ガブリエル教会、ラファエル教会、聖メルクリウス教会を見学。






その教会と教会の移動中、ふと気が付くと売り子が。。。

次回へつづく

コーヒーセレモニーと夜の内職

2020-03-06 10:42:58 | 旅行
岩窟教会群を観光後、コーヒーセレモニーを体験。

夕陽が沈みかけていたが、ナミビアの夕陽とは全く違った感じだった。


セレモニーは生豆を焙煎するところからなので1時間半近くかかる。

カップの数がかなりあるが。。。


1杯目と2杯目、更に3,4,5と味の違いを楽しむらしいが、
それでなくても寝つきが悪い私は1杯で十分とお断りした。

後で聞いた話だが、添乗員は夜、眠れなかったと言っていた。やっぱりwww

私も相棒も夜型。しかもコーヒーを飲んで目はパッチリ。

紙で作る籠を教えてくれると言うので飛行機に乗った時に貰って来た雑誌を利用して
パーツを作りお喋りをしながら籠作りの特訓を受けた。

これが。。。一度で覚えるにはあまりにも難しく2時間でやっと完成したものの、
日本へ帰って一人で作れるかと言ったら答えはNO!!wwww

このほか羽ばたく鶴やコースター、コマ等を教えてもらったが。。。
多分すっかり忘れてしまっている(><)

翌日は引き続き岩窟教会群の見学となる。

ここで、売り子とのやりとりがもはや追いはぎ状態の爆笑ものだったが、
この話は次回へつづく。

物は豊かになったけど、心の豊かさは。。

2020-03-05 09:24:08 | 旅行
約3時間をかけて教会を見学した私達は教会で履いた靴下を靴の番をしていた青年に渡した。






事前に行った人から皆、靴下が欲しくて待っていると聞いていたからだ。

「これは捨てるんですか?」と聞かれたので
「もし欲しかったら持って行っていいよ」と、言うと凄く喜んでいた。

かかと部分が薄くなり捨てるような靴下だが、物がないのだろうか。

「なんでもいらない物があったら欲しい」と言うので、私は足を拭こうと思っていた雑巾並みのタオルをだして
「じゃあこれはどお?」と、聞くと、欲しいと言われた。

服や靴下はつぎをあてたり、物が壊れれば直して使っていた時代もあったが今は何でも使い捨ての時代。

こんな物でも感謝されるこんな世界を目の当たりに見ると色々な事を考えさせられた。

物は豊かになったが、心の豊かさはどうだろう。

お金さえ出せば何でも手に入る今、ここではお金もないが、物もない。

こんな世界がある事を子供達にも見せてやりたい。

自分たちがどれほど恵まれた環境にいるかを改めて感じさせてくれる旅でもあった。

翌日も今日の青年が来るというので
「今着てるTシャツも欲しい?」
と、聞くと、欲しいと言うので明日持ってくると約束してバスへ乗り込んだ。

この後、夕食前にコーヒーセレモニーを体験。

つづく