東京の劇団大樹で上演された「ひめごと」を観て来た。私の書いたこの作品は、過去、大阪と神戸の劇団が上演してくれている。自分の所属するりゃんめんにゅーろんでも上演した。りゃんめんにおいては、最低の観客動員数だった。大樹の川野さんが、スタジオ公演から飛び出してのはじめての劇場公演に、この作品を選んでくださった時、私が一番心配したのは、そんなにお客さんを呼べるのだろうかということだった。登場人物は5人だけ。会話主体の派手さのない舞台。でも、その心配をみごとに裏切って、「ひめごと」は連日満席の公演になった。
華道家・横井紅炎さんのみごとな装置(あの柿の木は、母と娘が呪縛のように絡み合っているように見えた)、荒井美帆さんの25絃筝の生演奏(想像していたお稽古事のお琴のイメージとは全然違う、芸術としての筝の演奏!)、山口あきらさんの的確な演出、そして川野さんはじめ出演した皆さんのすばらしい演技、すべてが私の作品への愛であり、挑戦であるということが、ものすごく伝わってくる舞台だった。場面場面で、何度もこみ上げてくるものがあった。こんなに作品を大切に扱われて、感動しない作者がいるだろうか。
参加させてもらった打ち上げの席も、とても楽しかった。狂言師であり、重要無形文化財(!)であるという善竹十郎氏とも仲良く話をさせてもらった。なんて天真爛漫でチャーミングな方だろう。狂言や能の世界にも興味を持ってしまった。
来年は「森陰アパートメント」を上演してくださるという。「森陰アパートメント」にも、象徴的な存在として木が出てくる。どんな装置になるのか、どんな出演者になるのか、もう今から楽しみになっている。
川野さん、私のほうこそ、素敵な出会いをありがとうございます!
来年もまた大変な一年になりそうですね(^^♪。
華道家・横井紅炎さんのみごとな装置(あの柿の木は、母と娘が呪縛のように絡み合っているように見えた)、荒井美帆さんの25絃筝の生演奏(想像していたお稽古事のお琴のイメージとは全然違う、芸術としての筝の演奏!)、山口あきらさんの的確な演出、そして川野さんはじめ出演した皆さんのすばらしい演技、すべてが私の作品への愛であり、挑戦であるということが、ものすごく伝わってくる舞台だった。場面場面で、何度もこみ上げてくるものがあった。こんなに作品を大切に扱われて、感動しない作者がいるだろうか。
参加させてもらった打ち上げの席も、とても楽しかった。狂言師であり、重要無形文化財(!)であるという善竹十郎氏とも仲良く話をさせてもらった。なんて天真爛漫でチャーミングな方だろう。狂言や能の世界にも興味を持ってしまった。
来年は「森陰アパートメント」を上演してくださるという。「森陰アパートメント」にも、象徴的な存在として木が出てくる。どんな装置になるのか、どんな出演者になるのか、もう今から楽しみになっている。
川野さん、私のほうこそ、素敵な出会いをありがとうございます!
来年もまた大変な一年になりそうですね(^^♪。