大人の倶楽部活動、始動です。

4月初めのお花見報告をしようと思っているうちに、もう4月も終わり。ぼやぼやしているうちに、気持ちのいい季節どころか私のぐうたら人生もあっという間に終わってしまいそうだ。またもや反省。

遅ればせながら、お花見の顛末。
誘っていただいた屋形船は葉桜の上に寒かった。でもお料理はとてもおいしかったです。


タミーさんたちと訪れた千本の桜で有名な勝持寺もほとんどが葉桜になっていたけど、寺の奥に歩いていくと二本の枝垂桜がまだ見事に咲いていた。桜のじゅうたんがきれいだった。
桜吹雪というと、昔読んだ「ひろしのしょうばい」という童話をいつも思い出す。春に亡くなったちいさなひろし君は、ずっと子供のままで、天国で桜を散らす仕事をしている。だからお父さんとお母さんは桜吹雪をみると、いつもちいさなひろし君を思い出すのだ。


そして、えびちゃん、ゆうこちゃんと、着物で京都散策。
かろうじて残っていた高瀬川の桜は撮影スポットで人だかり。記念撮影もできないまま裏通りをお散歩中、着崩れた後ろ姿を後ろからパチリとされた。これはえびちゃんがアプリで加工してくれたもの。決して雑誌の表紙になったわけではありません。


買い物したりおしゃべりしたり、ゆうこちゃんが本当に幸せそうに「自分の為だけの時間を過ごせるのって久しぶり。これって大人の倶楽部活動だね」と言う。「そうそう、大人の倶楽部活動、いいね！」とえびちゃんも。
そうか、お母さんって毎日大変なんだなあ。

というわけで命名された大人の倶楽部活動。夜になって先斗町の居酒屋で、なんか前向きのことをやりたいねえ、朗読会なんてどう？　せっかくならみ群さんの作品がいいなあ、え、私の？　そうそう、着物や和の文化にまつわる短編集とかね、いついつ？　どこで？と、わいわい話しながら、来年の春あたり朗読会をやることに決まってしまった。
まあ、朗読ならあまり集まれなくても個人個人で稽古ができるし、いいか。

そんなこんなで大人の倶楽部活動、ゆるゆると始動です。楽しいお話を構想中。メンバーも、もう少し増えてもいいなあ。