〜魔女のココロ〜

コタログ ミケログ フーログ

猫のお散歩 その3

2008-10-30 23:53:00 | 猫のお散歩
前書きハーネス編リード編に続きまして
キャリーと環境、虫除け対策編です。

わが家は、ちょっと田舎な土地で、昼間でもあまり人を見かけません。(夜は全く・・・)

コタと散歩をしていても、通るのはワンちゃんの散歩、
ウォーキングの人、そして「釣り客」(前の川が釣り場で有名)くらいです。

それが幸いして、コタもゆっくりお散歩できるわけです。
最初のお散歩の場所
まだ、お散歩になれてない猫さんを外に出す場合、最初はやはり車も来ず、あまり人の居ない場所をオススメします。

自宅にお庭がある方は、その敷地内。
マンションなどにお住まいの方はベランダなどですね。

そこで、ハーネスやリードに慣らすのが良いと思います。
(敷地内だからと行って、決してリードを繋ぎっぱなしにしたり、目を離したりしないでくださいね)

キャリーバッグ&キャリーカート
少し慣れて、家から離れた公園等にお散歩に行く場合、
必ずキャリー(バッグやカート)に入れて移動してください

猫は、テリトリー外や知らない場所を嫌います。
万が一の際に、逃げ込む場所があるのも大切です。

コタも、車道をはさんだ河川の広場に行く時は、キャリー持参で行きます。

お天気が良い日(特に夏場)は、飲料水もあるといいかもしれません。

なぜか、食器からは飲まず洗面器やバケツを好むコタase
(古いバケツですが、毎日洗って水を代えているので大丈夫です)

それと、外でトイレが出来ちゃう子は、ワンちゃんのお散歩と同じように「片付け用の袋など」をお忘れなく(^^;

虫除け対策
これは大事です。街中でも、ノミはいます。
なので、お散歩猫さんは、なるべくノミ除け対策をしてください。

わが家は田んぼだらけ用水路だらけなので、フィラリア・ミミヒセンダニ・回虫対策も兼ねて月に一度、獣医さんにオススメされたレボリューションという滴下薬をつけています。

滴下薬が大嫌いなコタ。毎回滴下に苦労します。

また、一緒にお散歩をしている私の身体にくっついてくる可能性も考え、お散歩をしないミケコにも滴下しています。
※ちなみに、どの滴下薬にも副作用はあるようです。
幸い、レボリューションの副作用として報告されている「一過性の脱毛・嘔吐」などはコタミケには表れていません。

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長文を読んでくださった方々、ありがとうございました。

一応、これで「猫のお散歩」記事は終わりです。
他に気づいた点、新たに発見した事などが出てきましたら、また書きたいと思います。

毎回長々と書いていましたが、猫のお散歩は
 ・猫に付き合う
 ・リードで操作しない
 ・まわりに常に気を配る
の3つが大事です。

ご質問、不明な点、知りたい事がございましたら、コメント欄や右メニューのメッセージBOXなどから、お気軽にどうぞ。

分かる範囲でお答えし、また記事に反映させていきたいと思います。

今日(昨日)お散歩写真。
何だか寒かったので、パーカー着用。

うちの方はまだまだ、猫=外出自由という意識が多く、コタのお散歩を見た人に「なんで猫にヒモつけてるの?」とか言われたりします。

きっと、そういう人がパーカー姿見たら、苦笑するんだろうな~(笑)

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猫のお散歩 その2:リード

2008-10-28 22:57:38 | 猫のお散歩
猫のお散歩ハーネス編に続き、今回はリード編です。

ワンちゃんのお散歩では、リードである程度の進行方向を示してあげたりします。
歩かない場合は、強く引いたりもします。

しかし、猫のお散歩はワンちゃんのそれとは違います

「猫のお散歩に行く」というのではなく、
猫のお散歩に付き合う」という感覚だと思ってください。

下記は、「反省猿」で有名な村崎太郎さんの言葉です。

“リードは身の自由を奪うためではなく、命を守るためのもの”

この言葉を聞いた時、大きく大きく頷きました。
コタのお散歩用リードは、フレキシ・コンフォートという、5mまで伸びる伸縮リードです。

軽い力で伸びますが、手元でロックも出来ます。
(先の金具の所についているのは、交通安全の願いも込めた猫守りです)

コタは、冬になると枯れ葉を追いかけて庭中駆け回ったり、用水路から1.6mジャンプして庭に戻ったりとアクティブなので、伸びるリードにしました。

走り回るような猫さんでなければ、短いリードで充分だと思います。

してはいけない事
猫のお散歩では、してはいけない事があります。

exclamationリードをどこかに繋げっぱなしにしないexclamation
前回も書きましたが、猫の身体は柔らかく、ハーネスは抜けるものです。
リードを固定したままですと、力づくで脱いでしまいます。

万が一繋げる時は、決して目を離したり、離れたりしないでください。

exclamationリードを強く引かないexclamation

猫は、道なき道も自由に歩きます。
リードはなるべく弛ませておき、動きをキツく制限しないようにしましょう。

しかしリードが地面を引きずると、猫の身体に絡んだり嫌がったりする場合があるので、浮かせておくのが良いです。

あくまでも、繋いでお散歩というのではなく、
猫に付きあっているという気持ちで。

exclamationリードを前方に引かないexclamation

これは絶対にしてはいけません
ハーネスが脱げやすくなるからです。

こんな時はどうする?
猫は、道がなくても歩きますし、狭い場所、高い所にも登りたがる事があります。

万が一を考えると、飼い主さんの手が届かない(フォローできない)場所には行って欲しくないですよね。

cat4もしも、そういう場所に向かってしまったら・・・cat4

まずは、(ちょっとだけ)クッ!とリードを引き「ダメ!」と、叱り言葉を言います。
(今後のために「ダメ!」を覚えさせます)

それでも行こうとした場合、
一度抱き上げ、別方向に方向転換させます。

別方向を向かせると、向かっていた場所を忘れて、そのまま歩き出したりします。

何度、方向転換させても行こうとした場合は、もう抱き上げて(安全な場所まで)移動してしまった方が良いです。

猫のお散歩の場合、方向転換はリードで無理にやらずに、抱き上げて行う事がポイントです。

また、緊急の場合はリードではなく、
ハーネスと身体を直接おさえてください

ちょっと待ったー!落ちるでしょうが!


cat4苦手な物や動物が近づいてきたら・・・cat4

コタは、ワンちゃんや車、自転車などが苦手です。

これら苦手な物や動物が近寄ってきたら、
早めに抱き上げてその場所を離れてください

でないと、パニックを起こしてものすごい速さで走り逃げ、リードが手から抜けたりします。

逃げ場所が無い場合は、なるべく端っこに寄り、
飼い主の身体を盾にして地面に伏せさせてください。

抱っこした場合、暴れて引っ掻かれたりする事があります。

キャリーを持参の場合は、その中に一時退避させるのも良いです。

リードを無理に引っぱると、本当にハーネスが抜けるんですよ・・・(これで、何度泣きを見たことかase


cat4リードが絡んだら・・・cat4

猫はゴロンゴロンしたりして、割と良くリードが絡みます。
絡むとパニックになる子も時々居ますので、なるべく絡まないようにするのが望ましいです。

写真のように、絡んだまま歩き出したら・・・。

リードを低くして地面にくっつけ、自分で歩きながら外させます。

コタはもう、すっかり慣れちゃってます(笑)

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またまた長文を読んでくださった方々、ありがとうございました。

リードの扱いが、ワンちゃんとは意識的に異なるので、
お散歩する中では、一番気を使います。

次回は“キャリーと環境、虫除け対策編”です。

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猫のお散歩 その1:ハーネス

2008-10-26 01:08:00 | 猫のお散歩
猫のお散歩の記事を、「前書き」と「ハーネス編」で分けました。
前書きはコチラleftになります。

それでは、以下よりハーネス編です。
ハーネスについて
ハーネスは、今や猫用でもたくさんの種類が出ています。
大きく分けると、「紐型」「ベスト型」「エプロン型」があります。
※首輪にリードを直接つけるというのもありますが、コタのようにグイグイ引っぱる子や、突然走り出したりジャンプする子には、首への負担が大きいので、ここではオススメしません。

注意する事は、猫は身体が柔らかいので、どのタイプも抜けるものだと考えてください

逆に言えば抜けないハーネスは無いです。

cat4紐のハーネスcat4

身体に触れる部分が少なく、首輪の延長のようなものなので、比較的猫さんに受け入れられやすいです。

しかし、サイズをちゃんと調節しなかったり、コタのように良く動く猫さんには、かなり抜けやすいのも事実です。

前足を通して後ろで止めるタイプと、首と胴に輪を通すタイプがあります。

うちのは、着せやすさと首への負担を考えて「前足を通す」タイプを購入して使用していました。

しかし、後から考えると「首と胴に輪を通す」タイプの方が、抜けにくかったかもしれません。


cat4ベスト型ハーネスcat4

服のように胴を包み、マジックテープで留めるタイプが主流です。

これは、普通に歩く分には抜けませんが、
前方に引っぱるとアッサリ脱げるので、要注意!

この写真のコタが着ているのはハンドルベストという商品です。

これは、布地が厚めでシッカリしている商品なので、初めて着けた子は固まっちゃったり、匍匐前進状態になる子が多いと聞きます。

しかし、complex_catさん家のユッチのように、最初は匍匐前進でも、徐々に慣れてくる場合もあります。

また、やわらかい布で作られているハーネスもありますので、ご参考までに。


cat4エプロン型ハーネスcat4

これは、私が勝手に命名しました。

neco*nanoさんの作成されるハーネスや、ポンポリース(ネコポン)のスーパー胴輪など、おなか側が布で、後ろがベルトのように調節できるタイプです。

ちょうど、紐とベストの中間タイプですね。
ぐるっと身体を包まないので、ベスト型よりは猫さんに受け入れやすいと思います。

コタが着ているのは、neco*nanoさんに、布持込でオーダーしたもの。

特にneco*nanoさんのハーネスは、首と胴の2ヶ所でキッチリ調節できるので、私の経験上では、最も抜けにくいハーネスと言えるかもしれません。


cat4番外編:重ね着ハーネスcat4

これは、紐やエプロン型ハーネスに、パーカーなどを重ね着したものです。
(パーカーの背中には、リードを通す穴が開いています)

洋服OKな猫さんならではの、上級者向け着こなしです。

これは抜けにくいです!

脱がせるときは、服を着たままハーネスの首と胴のバックルを外し、一気に両方を前に引っ張ります。

ハーネスの種類については、こんな感じです。

ハーネスの着せ方
着慣れぬものを着せようとすると、大暴れする子もいますよね。
コタも最初は全然ダメで、紐ハーネスなのに着せるのに30分以上もかかっていました。

しかしある日、外に出たくて玄関の前でドアをカリカリやっている時に、ささっと着せたらアッサリ成功。

そのままドアを開けて、散歩に出ました。

それ以来、その方法を繰り返していたら、今ではいつでもどこでも、何でも着れるようになりました。

どうやら、他に気が向いてる時が狙い目のようです。

コタの場合、ハーネスを着けた事を理解する前に、目の前に外の景色が広がったのが良かったのかも。

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ハーネスだけの記事なのに、ずいぶん長くなりました。
長文を読んでくださった方々、ありがとうございました。

次回は“リード編”です。
リードはハーネスにつなげる物ですので、併せて読んでいただければ幸いです。


猫のお散歩について、聞きたいことがあれば、分かる範囲でお答えし、また記事に反映させていきたいと思います。

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猫のお散歩:はじめに

2008-10-26 01:00:00 | 猫のお散歩
うちのコタは、ハーネスをつけてのお散歩猫です。

猫の散歩は、まだそれ程メジャーじゃないので、知られてないことが意外とたくさんあります。
そこで、私なりに気がついたことを書いていこうと思います。
お家の猫さんのお散歩の時などに、参考になれば幸いです。

★愛猫のお散歩は、飼い主が責任を持って行ってください。
猫はパニックになりやすく、ハーネスからすり抜けやすい動物です。
万が一逃げられても、こちらは一切責任を持ちません。

はじめに
実は私は、猫は完全室内飼い推奨人間です。

コタも本当は、完全室内飼いにしたかったんです。
でも、散歩に行かないと、頻繁に脱走するんですよ~(^^;

うちの方は、ノラさんも多いし、タヌキやイタチも居ます。
そして、それら動物の交通事故も耐えません。
(生活運転範囲内で、2ヶ月に1~2度は事故跡を見ます)

やはり、愛猫がどこかでケガしたり、冷たくなってたりするのは私には耐えられないので、お散歩することにしたのです。

コタの場合は、お散歩することで脱走の危険はかなり減りました。

それから、私は外に行きたがらない子は、無理に出さないことにしています。

ミケたんは元ノラで、外の過酷さを知ってるせいか、全く出たがりません。
なので、お散歩させていません。

いろんな考え方、その家の環境に合った対応がありますが、わが家は現在こういう考えでお散歩させています。


さて、本題です。
猫のお散歩に必要なもの・・・
それは、「ハーネス」「リード」「ノミ等の虫除け対策」「キャリーバッグ(遠出の場合)」です。

次回は、ハーネスについてお話します。
(前置き長くてすみません)
right猫のお散歩 その1:ハーネス編