(2020/07/29の未公開過去ブログ)
この女医Y先生が最近亡くなられたそうだ。今日通院している病院の先生から聞いてびっくりした。もう仕事はされていないという事は知っていたが。
帰って調べてみると2021年3月の通院が最後になっていたが、数日前、久しぶりにY先生のことを考えていたのも正に虫の知らせだったようだ。
一言で言うと「頼り甲斐のある徳の塊」のような先生で、どのような患者にも嫌な顔をせず冷静に接して下さり、男性女性の別なく非常に人気があり、昔はいつも患者で溢れかえっていたクリニックだった。
先生の背中を見ている従業員も皆さん慈悲深く優しく、何十年も通ってここで先生には勿論だが従業員にも不快な思いをした記憶はほとんどない。
私が学生の頃、先生が開業された頃からだから、自分史上最も長く診ていただいた先生だったし、皮膚トラブルの多い自分にとっては勿論、メンタルから身体に症状が出やすい自分の一番の理解者だった。
書きたい事は沢山あるがここまで。
「Y先生の前に名医なし、Y先生の後に名医なし」
本当にありがとうございました。心からご冥福をお祈り申し上げます。
(私はT里病院を退院してから入院中に受診した病院など十数件に手紙を書いたが、皆が無視する中、Y先生は手紙を縮小コピーしてカルテに貼っていて下さっていた。元院長の事も私の事も十分に知っているので、あり得る話だと信じて下さって気の毒に思われたのだろう、きっと)
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文頭の「第一章」