先週のがんの患者会で、とある精神科医の先生が、参加者の質問の中で、お答えになった言葉です。
私には本当に刺さる言葉です。
10年以上、恨みの中で、人生を送っている自分。
でも、背中を押してくれる方がいらして、主人を亡くしてから、4ヶ月目に、主人をみとってくださった緩和ケア医につないでいただき、100万遍恨み言を言っていた私は、11年経って、1万遍くらいの恨み言には減っていると自分では思いたい。
主人を亡くしてから、直ぐのこと「どうやって、立ち直ったのか?」と私は聴かれたことがある。
全然立ち直っていないけど、周りの人には立ち直っているようにどうも見えているらしい。
外面だけはね。
その頃の私の口癖は、「私は大丈夫。」「平気平気。」
でもバリバリ恨みの中で、生きていて、負けてたまるか!!そいつらに!!とばかり考えていた。
1言われたら、100倍返ししてやる!!とかね。。
今でも大して成長してないけど。。
心の中の片隅に「恨みの中で人生を送って貰いたくない。」と思いを寄せてくださる方がいる。。
直接私に向かっての言葉ではなかったが。。
私の心に明かりをともし、ぬくもりを与える言葉として、心に残しておこうと思う。