こんにちは、ロングです。
我が家には大量のプラレールがあります。
大量と言っても人によると思いますが、まあ妻が呆れるくらい、そこそこ揃っております...。
2~3年前、長男がたくさん興味を示してくれるので親バカの僕は勢いで色々買ってしまいまして...気づけば収納に困るほどになってしまいました。
しかし最近、長男(5歳)が興味を示さなくなってしまい、今はポケモンかマリオに夢中のご様子...(子供の飽きは早い!)
一旦プラレールは物置に収納することになりました。
片づけの中、プラレールを手に取ってみてると....
「こいつらにミニ四駆の強いモーターを載せたら、どうなるのかな...」
と沸々と興味が....。
誰かやってるのかな?とYouTubeで調べてみると、既に大勢の方がやっておられましたw皆さん考えることは同じなのね。
動画が面白かったのでしばらくプラレールを見続けていると、今度は巨大なコースを紹介する動画が次々に登場するではありませんか。
昨今のミニ四駆のコースは立体的と言われていますが、これらに比べるとクソみたいなものですね...。プラレールの規模半端ねー...。
ミニ四駆にもこういう超立体的な、高層的なサーキットがあればより盛り上がるんじゃないでしょうか。
いつかどこかのお金持ちさんが道楽でやってくれないかなぁ。
地べたを這いずるミニ四駆が、将来はマシンの走行を見上げるような空中戦なんかが繰り広げられていったら、すごくワクワクするんじゃないかなと思います。
ただし高層からコースアウトをしてしまうと、マシンの被害は甚大なものになりそうですね....。
それにしてもこの石破さんの表情は...一体何をご覧になっていらっしゃったのでしょうか....
以下、ミニ四駆活動です...。
電池シリーズがすっかり長くなってしまいましたが、もう少しだけお付き合い下さい...。
今回は新品の電池をブレークインしていきたいと思います。
まあブレークインといっても、専用機器のブレークインモードで行うわけではありません。
単にX4アドバンスミニを使って充電と放電を繰り返してみるだけです。
実際に行ってみて、どれくらいの回数で変化が起こるのか観察していきたいと思います。
検証② ミニで新品電池のブレークインに挑戦
(検証① リフレッシュからの続きです)
新品の電池はある程度充電されている状態なので、放電→充電の流れでやっていくことにします。
放電には100mA / 250mA / 350mA / 500mA / 650mAと数値を選択することができます。
とりあえず最大の650mAを選択してみます。
ネオチャンプの容量は950mAですので、950-650=300余る感じになるのかな?まあ過放電は電池に負担をかけてしまうそうなので、これくらいが妥当なのでしょうか。
(まだあまり理解しておりません...)
それでは、放電(DISCHARGE)開始!
1時間経過...
放電が完了したようです。画面を切り替えていくと...
放電済の量が示されるのですが...おや、900mAhほど放電をしてくれていたようです。
設定は650mAと出ていたのに...よーわからんな...。
作業にかかった時間は1時間23分...待てよ、分かったかもしれない...。
放電の設定値650mAというのは、容量を650mA減らすのではなく、1時間あたりの放電する量が650mAってことだな...
だから1時間23分で約900mA放電したのだと...
そうか、きっとそうだな。
(説明書には、適正な電流値に変更できますとしか書いてないので、本当によくわからん!)
ちょっと待てよ...
ブレークインて、確か低電流で2日かけてじわじわやるんじゃなかったっけ...
(公式HPでX4アドバンス3の説明書きにそう書いてありました)
しまったな...100とか250とかあったのに、650という最速の設定で一気にパワーを抜いちゃったってわけか...。
じわじわ抜いていったほうがよかったのかもしれない。
いきなり失敗してしまったかもしれませんが、まあいいや。
ちなみに、電圧は0.9Vまで下がりました。
説明書を読んでみると、「放電は限界の0.9Vまで」と書いてあるので、おそらく今がこの時なのでしょう。
つまり、今が空っぽということらしいです。
しかし....
話はそれますが、再度公式HPのX4アドバンス3の紹介ページを見てみると...
残量を残さない深い放電→0.5Vで、電池のメモリー効果も完全除去が可能と....なんだよそれ....X4アドバンス3ならもっとできるんじゃん...。
ミニの限界は0.9Vと謳っていますが、もっと限界があるようですね。
所詮は ミニ ということでしょうか。ちぇっ...。
ただ....
「深い設定は、電池の特性を理解した上級者向けの機能です。電池よっては破損の危険性がありますのでお客様の責任において設定してください。」
とも書いてありました...怖~!
まあミニの0.9Vでいいか...。安全第一でいきましょう...。
....話を戻しまして、1時間ほど休憩をおいて、次は充電です。
1時間の休憩というのは、前回リフレッシュを実行した際、放電と充電の間に1時間のインターバルが自動設定されていたので同じようにやってみました。
放電と充電をすぐに繰り返し行うと傷みやすいのかもしれませんね。
(あくまで想像です)
充電電流も200mA / 500mA / 700mA / 1000mA / 1500mA から選択できます。
これももしかして1時間あたりの充電量なのかな...。
じわじわやると良さそうなのですが、ちょっとめんどくさいので1000mAでやってみます。
1時間後...
充電完了。
やっぱこれ、充電にしろ、放電にしろ、設定値は1時間あたりの電流量だな...。だんだんわかってきました。
肝心の結果ですが、
・所要時間1時間3分
・充電量1046mAh
・電圧は1.47V
・内部抵抗値152mΩ 176mΩ
うーむ、最大1.46Vまでしか上がらなかった新品電池に放電・充電を1回ずつ施しても、電圧は1.47Vとほとんど変化がありませんでした...。
内部抵抗値に至っては、前回の156mΩ・154mΩより上がってるし...。
どんどんダメになってねーか...。
おそらく最速で放電・充電を行ったのが良くなかったのかもしれません。
2時間無駄にしてしまったか。
今度はやり方を変えて、最低速でじわじわやってみることにします。
設定は100mAで、2回目の放電開始です。
容量は950mAhなので、計算上は9時間半ということになりますが...
まあやってみます...。
10時間後...
約10時間かかって完了...長かった><
容量約1000mAを放電しました。
1時間休憩させて、次は充電です。
充電も最低速の200mAでやってみることにします。
計算上は5時間弱だな...
時間ばかりかかるけど、愚直にやってみます...。
5時間後...
(5時間経過した充電完了の画像は取り忘れました...)
あーもう長かった><
よし...時間はかかったけど、今度はゆっくり放電・充電を行いました。
結果はどうかな~?
1.48V!ほとんど変わってねー!
ちくしょう!なんなんだ!最速で充放電しても、最低速で充放電しても、大きな変化が見られませんorz
充放電の時間は関係ないのでしょうか...。
そして内部抵抗値も高いまま...。
まあ正確に言えば、
初期状態は1.46V
1回目で1.47V
2回目で1.48V...
一応0.01V単位で上がっている計算ですが...。
根気よくやっていかないといけないのかもしれません...。
昔の人は言いました。
ローマは一日にしてならず、千里の道も一歩からってね...。
電池だって何度も充放電を繰り返すことで、少しずつ目覚めていくのかもしれない。
何事も簡単な道はなく、コツコツが大事ということなのでしょう...。
継続は力なりって、よく言ったもんですよ...。
くそう....
ブレークイン機能のあるX4アドバンス3が欲しい...。
そもそもコツコツが苦手な僕に、新品電池をコツコツ仕上げる気力がありません。
最後にもう一回だけやってみるか...。
もう一回だけやってみて、また0.01Vの上昇程度ならこの新品電池は一旦保留したいと思います...。(ちょっと飽きてきた)
やり方をまた変えて、今度はリフレッシュをやってみることにします。
リフレッシュは疲れてきた中古の電池が対象なのですが、物は試しで1回やってみます...。
内部抵抗値がやたら高いっていうのも気になるので...。
少し改善すればいいのですが...。
リフレッシュ開始!
5時間後...
作業時間は5時間12分を経て、リフレッシュ完了。
電圧は1.48Vのままでしたが....おっ!
意外にも内部抵抗値が大きく下がる結果となりました!
あれ!?これはひょっとして...
内部抵抗値が下がったので、もしかしたら最大電圧も上がるかもしれません。
試しに、ここから充電をしてみると...
きたー!!電圧が1.54Vまで上がってきた~!
なんということでしょう...!リフレッシュを施してみたら、勝手にブレークインっぽいのが出来上がってしまいましたwひゃっほい!
たまたまでしょうか...
よくわかりませんが、僕の半年使用してきた電池とほぼ同等の数値を出してくれるようになりました。
4本まとめて内部抵抗値を測ってみると、若干ですが新品のほうがいい感じ!
(内部抵抗値はその時によって若干の誤差が出てくるようですが...あくまで目安なのかもしれません)
新品のほうがいい感じになった?
それとも半年使用の熟した電池のほうがいい??
これは競わせてみるしかありませんね!
それぞれ電圧を1.5Vに設定。
さっそく、豚さんマシンでタイムを計測していきたいと思います。
前回と同様の25周500mで実測していきます。
まずは半年使用から...
1分53秒!
次に、目覚めた?新品のほうは...
1分55秒....
あれれ、新品のほうが内部抵抗値低かったのに、タイムが2秒ほど遅いか...。
電圧の変化はどうでしょうか...
半年使用は1.5V→1.38V
新品は1.5V→1.35V...
グラフにすると、こうなります。
始めのパンチ力はだいたい互角でしたが、垂れにくさが勝敗の分かれ目となったようで、目覚めたての新品は半年使用の粘り腰にはかなわなかったようです。
にわか仕込みではだめだったか...。
ネット上で表現されている電池の育成とはよく言ったもので、このように垂れにくい電池になっていくためにも、コツコツ電池を使って最適な状態にしてく必要があると言えそうです...。
検証してわかったこと
・X4アドバンスミニを使って新品の電池に充放電を試してみた結果、2回の充放電と1回のリフレッシュを行ったら電圧が上がり、内部抵抗値も下がった。(理由は不明...)とりあえずリフレッシュかけてみれば性能上がる?
・半年使用と新品とでそれそれ電圧を1.5Vに合わせてタイムを計ってみた結果、電池の垂れにくさで差が出た。実際に垂れにくさを測ってみることが大事。
・ブレークインするなら、やっぱり専用のX4アドバンス3などを買ったほうがいいかも...
いかがでしたでしょうか。
僕なりに実際に行ってみた結果であります。
以前にも書いたことですが、ネット上にないこと、分からないことはやはり実際に行ってみて経験することが大事なんだろうなと思いました。
特に垂れにくさについては数値では出てこないので、
実際に計測してみて見極めることが重要なんだと思います...。
ただ電池に関しては、ミニを購入して間もないこともあり、僕の経験不足・知識不足は否めません。
今後も時々計測していき、見定めていきたいと思います。
今回の検証より、また大きく変化があれば随時記事にしていきたいと思います。
長かった電池の記事は一旦ここまで。
次も速度アップに関する、別の改造を試してみようと思います。
(あー疲れた...)
おわり
たま~にポチっとお願いします!
もう解決していたら申し訳ないのですが、試されていた電圧の方のブレークイン以外にパンチ力の方をあげる方法として、内部抵抗を下げる作業が待っているかと思います。
簡単なところですと、満充電の電池をプラズマダッシュモーターを使用して0.9vを切らないようにギリギリまで放電(熱くなりすぎないように休憩を入れながら)させた後に充電→を数回繰り返すとネオチャンプの内部抵抗は2桁まで下がってくれて非常にパンチ力のある電池が出来ますよ!
最近こちらを読み返していて気づきました。
【訂正】
0.1V→1Vの低下なら垂れにくい電池と考えています。
間違えてしまい、申し訳ございませんm(_ _)m
初めまして!コメントありがとうございます。
すみません、最近こちらのコメントに気づいた次第です。お返事遅くなりすみませんでした。
勉強になると言っていただき恐縮です。
そうですね、電池の育成って情報量が少ないので、何がいいのか僕もよく分からないんですけど、最近だと僕の主力電池は適度な充放電とリフレッシュを繰り返し行ってきたことでマックス1.58Vまで上がるようになりました。そこそこのパンチ力はあるんじゃないかと思います。
持久力ですが、これはもう本当に計測してみるしかありませんね。
あくまで個人的な感想ですが、満充電後に500mほど走行して電圧が0.1Vの低下なら垂れにくい電池かなと考えています。
(リフレッシュ前の電池だと、500mで0.15Vほど低下しました)
ご参考まで!今後ともよろしくお願い致します。
パンチ力も必要ですが、持久力をつけたいんですよね。
いつもありがとうございます!
そうですね、一長一短で電池は目覚めないんだろうなぁというのが率直な感想です。僕の使っている半年使用の電池だって、もしかしたらレベル的に大したことが無いのかもしれません。こればっかりは使い続けてみて、計測していかなければ分からないだろうなぁと思いました。また別の機会に、今後の電池の動向を発信できればと思います。...はい、泥沼に突入していくかもしれませんw
ありがとうございます!次もどうぞご覧下さいませ!
結局のところ、電池の育成は気を長くして行おう!って感じでしょうか?(^^;;
ミニ四駆って普通に走らせる分には組み立て電池入れて〜で済みますけど、
コースアウトせず早く走らせようとするとギミックだったり、電池の育成やモーターの選別等、拘ったら抜けなくなる沼ですね(^◇^;)
次回の検証(?)楽しみにしてますw