こんにちは、ロングです。
未だコロナが猛威を振るっていますね...。
正直想像以上の出来事で、明日は我が身かもしれない...。
少しずつ、日常生活において所作を気を付けるようにしております。
僕たち夫婦は共働き世帯なんですが、現在妻が次男を産んだばかりで育休を取得してくれているので、おかげさまで妻と子供たち3人は毎日自宅に待機でき、外界との接触は少ないというのが不幸中の幸いです。
つまり、我が家のリスクは僕次第...。
そんな僕が、新車体の試走のためにコジマ電機のコースへ出かけることは流石に控えるようになりました...。
近所のコジマ電機さんのコースはそこまで人が密集することはありませんが、用心に越したことはありません。今は我慢して、終息するまで冷静に行動しようと思います。
ということでアンビ君との対決も当初は4月上旬頃を予定していたんですけど、このような時局なので延期をしております。
まあ今のうちに一層改造を進められるチャンスでもありますので、着実にレベルを上げていこうと思います。
ミニ四駆はまたいつでも走らせることができます。
どうぞ皆様もお気をつけて、我慢するところは我慢し、お互い無事に乗り切ってまいりましょう。
我慢しまsyo...いえ、これは我慢以前にダメなものです...。
以下、ミニ四駆活動です...。
今回もスピードアップの改造・検証をしていきます。
前回は長い話になってしまいましたが、電池(電圧)を数値で見える化したことにより、スピードのコントロールが可能になったため検証も正確にできるようになってきたはず...
ということで、以前行ってきたことをもう一度見直し、確実に見定めたいものがあります。
ボールベアリングです。
これについては以前、六角穴と丸穴を比較し、六角穴がいいと書かせてもらいました。
しかしあの当時は電圧を揃えておりませんでしたので、今となっては正確とは言い難い...。
今回もう一度電圧を揃えて正確に測定してみようと思うのです。
さらに...
今回は620ボールベアリングというものも一緒に比較してみようと思います。
恥ずかしながら、僕は最近こいつの存在に気づきました。
というのも、こいつは店内のボールベアリングが陳列されているコーナーに一緒には並んではいません。数あるAOパーツ(カスタマーサービスオリジナル)シリーズの中に、ひっそり加わっているのです。ミニ四駆を始めたばかりの人にはまず分かりません...。
しかも2個で700円という異彩を放つ代物。4個で1400円....高ぇ!!
ネット上では最高レベルのベアリングと評されているのをしばしば見受けますが、
一方では大して変わらないとか、メンテが難しいとか、いろいろ書かれています。
大勢の方が既に動画等で紹介しているんですけど、みてみると所々で結果が異なる620ボールベアリング...。
こういうのは検証結果を出し続けていくことが大事なんじゃないかなと思いますので、今回、僕の場合はってことでご紹介していきたいと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
比較するのはこちらの3タイプ。620は新品になります。
そして六角穴と丸穴は去年購入し、しめ縄君や是清・アキオたちが使ってきたものです。
(ちなみに620というのは、外径が6mm、内径が2mmで620というのだそうです)
六角穴・丸穴と比べ、620には大きな特徴が1つあります。それは...
丸穴と....
六角穴は、このように外輪と内輪がぐらつく構造になっているんですけど...
620は高精度な構造になっており、ぐらつきがほとんどありません。
これが高回転を生み出す仕組みなんだそうです....これは期待できそうですね!!
ただし高精度がゆえに、タイヤシャフトが少しでも歪んでしまうと、遊びが無い分、反って回転力を妨げてしまうこともあるのだとか...。
運用していくにあたり点検は必須とのことで、正に上級者用のアイテムと言えそうです。
それでは早速、タイムを計測していきましょう。
検証にはいつもの豚君を使い、電圧は1.4Vで統一します。
まずは標準装備のプラリングから...
1.4Vで23.95秒でした。
それでは、ここからそれぞれのベアリングを装備して、測定していきます。
どれくらいの効果があるのでしょか?
丸穴は1.4Vで23.35秒!
六角穴は1.4Vで23.23秒!
やはりタイヤシャフトが六角ですので、六角穴のほうが若干イイ感じですね!
これは間違いなさそうです。
たかが0.1秒差ですが、ミニ四駆にとっては大きな違いであります。
そして次、注目の620は....
1.4Vで23.25秒....んん~~??
あれ....
620ベアリング....六角穴と大してかわらない...。
0.01秒単位とはいえ、負けてるじゃねーか...。
おいおいおい、これはいくらなんでも酷くないか...。
丸穴・六角穴が600円くらいなのに対し、620は1400円もするというのに...。
なんじゃこりゃ?冗談ではありません。
計測ミスかと思い、このあともう一度1.4Vで統一して測定し直してみたのですが、結果はほぼ同じでありました。
どういうことだ...高価な620が他と変わらないなんて...。
実はどれもほとんど大差ない....???
この事態に僕はいてもたってもいられなくなり、さらにネットを読み漁って調べてみると....あることに気がつきました。
実は620ベアリングは....
・慣らし回転をする
・シールドのゴムを外す
この2つの作業を加えることで、大幅にアップするのだそうです。
何でもいろいろテクニックがあるようですね...。
どういうことかと言いますと、ベアリングの内部にはスムーズな回転を生み出す金属球が埋め込まれているのですが...
・金属球が錆びないように、ベアリング内部には錆止めのオイルが注入されている
・使用前のベアリングは(時間の経過もあって)内部のオイルの粘度が高い
そうで、本来の回転力を引き出すには少々の慣らしが必要とのことなのです。
(慣らしについては620に限ったものではなく、六角穴等も同様とのこと)
なるほど、六角穴と丸穴は去年購入して何度か使ってきたので自然とブレークインできていたわけだ...。
モーターにしろ、電池にしろ、ミニ四駆っていろいろブレークインがあって本当に奥が深いです。
ベアリングも開封直後は戦力にならないということです。
さらにシールドというのは...
ご覧の通り、外輪と内輪の間に黒い部分があります。
これが異物の混入を防ぐシールドとなっているのですが、これがゴム製でできているため、どうやら回転を妨げているのだとも...。
しかしシールド外してしまったら異物が混入しちゃうんじゃないですかね...どうなんでしょう。(外したらこまめなメンテが必要になるということでしょうか)
シールドを外すのはやや抵抗がありますが、実際にどのような変化があるのかやってみようと思います...。
まずは慣らしです。適当に2~3分ほど回転させてみました。
それにしてもぱっと見、タイヤのブレは一切ありませんね...。
本当に高精度のベアリングのようです。早くこいつの真価を見てみたいな...。
次に、シールド外しです。こいつはデザインナイフ等で簡単に取れるそうなんですが...
おっ...割と簡単に取ることができました。
ナイフの先を当てて力を入れてみると、簡単にパカッと外れます。
ベアリング1個には左右それぞれ1つずつのシールドがあるので、
計8個のシールドを外してみました。
よし...これで慣らしとシールド外しは完了です。
それではもう一度タイムを計測してみましょう...。
1.4Vで22.96秒!
先ほどより約0.3秒タイムを伸ばすことができました!!
いかがでしたでしょうか?
620のベアリング...六角穴や丸穴に比べ、確実にスピードアップが可能となります。
価格がちょっと高いですが、有効であることは間違いないですね。
まだ試したことがないという方は、是非とも試してみて下さいね!
620ベアリングを使ってみて分かったこと
・六角穴や丸穴と比べ、ブレの少ない高精度なので、タイヤシャフトの変形に注意
・少々の慣らし回転とゴム製シールドを外すことで回転力がアップ!
さて....ミニ四駆を触ってきた方々でしたらお分かりと思いますが....
ベアリングには、なんともう一段性能を引き上げるテクニックが存在します...。
先ほどご紹介しました、ベアリング内部の金属球を保護する錆止めオイル....
なんとこいつを抜き取り、潤滑油を加えることで更なる変身が可能なんだそうです...。
僕は未だチャレンジしたことはありませんが、次回、実践してみたいと思います。
つづく
たま~にポチっとお願いします!
同じ商品名の620でもたまに仕様変更していて昔の方が良かったとか言われてますね
でも結局POM軸受けが良いなんて話もありますし奥が深い世界です
620は幅が厚いので自分はHG丸穴を好んで使ってます
コロナの影響で公式大会も無く走らせにくい環境で製作のモチベーションも上がりませんが、ロングさんの完成したマシンを早く見てみたいですね
今回はベアリングの検証でしたか!
なかなか懐が痛む検証ありがとうございます。
ちなみに僕はPOM軸受派だったりします(笑)
しかしコロナの影響は収まる気配がありませんね・・・
緊急事態宣言が出てる福岡県在住なもので、お店の営業時間短縮や休業など寂しい状態になってますσ(^_^;)
いつもコメントありがとうございます。
はい...620、やっとたどり着きました><はじめからこれを知っていれば、六角穴など買うことはなかったのですが...。
ネット上で620の新旧があることも最近知りました。僕の場合は「新」しかわからないので比較しようがなく...今回は割愛させてもらいました。
そうそう、620って幅が広いですよね!あれどうなんでしょうか...60シャフトだと長さが足りなくなるという書き込みを見つけたのですが...。それでも一応60mmシャフト使っております。巷では72mmシャフトを使ってホイール貫通なんてものも見受けますが、上手くやれる気がしないので今は放置しております...。脱輪するようなら72mmで貫通したほうがいいですかね...本当にやることが多くて疲れますw
HG丸穴は以前に購入しているのですが、1つだけスーパー2のカウンターギア用に使っているため、数が揃わなかったのでこちらも今回は割愛しておりました。どちらがいいのでしょうかね...。そうか、60mmを使うのなら、HG丸穴のほうがいいのかな...。ありがとうございます、これは後程のネタになりそうです!マシンはも~~少々お待ちを!
いつもコメントありがとうございます。
はい、懐が痛みまくってたまりませんね...。ここまでトータルいくら使ったんだろう...(本当に怖い)
POMっていうのは最初からついている低摩擦プラリングのことですよね。
そうですか...パオさんはそちらを使っているのですか...どうなんでしょうか...一応僕の場合は記事の通り遅かったのですが...何か使い方があるのでしょうかね...。あるのならば、実はコスパ最強!?
パオさんは福岡在住でしたか!そちらも感染者数が多数上がっていますよね...お互い無事に乗り切っていきましょうね!!!
(福岡...昔ハタチの時に、無謀な弾丸旅と称してアンビ君とボロボロの日産マーチで一度訪れたことがありますw愛知からは...遠かった><wいつか昔話もブログに書けたらと思います!)
コスパ最強な上にほぼメンテナンスフリーっていうズボラな僕にはもってこいな軸受です(笑)
620が幅広いっていうのは厚みがあるってことですか?
ネットで買った10個で1000円ちょっとの620ベアリングは厚みが2.5mmあってホイールが抜けそうで買ったもののほとんど使ってないっていう感じです。
貫通ホイールを作れば問題ないんですけどね( ̄▽ ̄;)
弾丸旅行記!(笑)
なかなか長編な気がするのでとても楽しみにしてます(≧∇≦)
ここのコメントに気付くのが遅れてしまい、お返事が遅くなってしまいました。
そうです、620って丸穴や六角穴ベアリングと比べて、厚みがあるんですよ。それがどういう影響を及ぼすのか、僕にはまだ理解できておりませんが...。
10個で1000円!?それはタミヤ純正ではないものか中古品ということでしょうか。それにしても安い...。
興味はありますねー。いつかネタがきれた時には一度試してみようかなw
弾丸旅行記はホントに気が向いたらですので、あまり期待しないでいて下さいw
タミヤ純正ではないです。
僕が買ったのはヤ●ーショッピングなんですが
ヤフ●ショッピングで『620 ベアリング』って検索したら色々出てきますよ。
ブログのネタとして、純正品と比較なんかして頂けたら
僕は喜びますww
なるほど、やはりタミヤ純正外の品でしたか。
そういうのもあるんですね~。勉強になります!
純正品VSそれ以外って面白そうですね。ネタ提供ありがとうございます!
アンビ君との対決が終わって一息ついたら遊んでみたいなぁと思いました。
なんにせよ今は対決前なので開発に専念です...。コロナのせいで時期未定ですけど...。
ネタの検証は随分後になりそうです....