ミニ四駆、もう一度始めてみたよ

少年時代に夢中でいじったミニ四駆を、20数年ぶりに再開してみた素人の活動日記です。

85 ベアリングの脱脂に挑戦してみたよ

2020-04-12 | ミニ四駆
こんにちは、ロングです。


世の中のコロナショックにより、何かこう鬱蒼な感じとでもいいますか、悶々するような日々ですね...。

ネット上では様々な巣ごもりネタが上がっていて話題になっているようですが、
ここでひとつ、僕からもお役立ち情報をご紹介していきたいと思います。
(僕なんかで恐縮ですが...)
せっかくこちらのブログを訪れて下さった皆様のために、少しでも有意義に過ごして頂ければと思う次第です。


今回僕がご紹介したいのは....


カップラーメンを美味しく食べる方法!! です!


普段食べているものよりきっと美味しくなると思いますので、どうぞお試し下さい!
誰にでもできる、カンタンな方法です(ご存じでしたらすみません...汗)


それはズバリ....メーカーの説明に忠実に従うこと!!


具体的に、3つの手順があります。


熱湯を入れる

「熱湯」というのは、実は決まった温度があります。
それば...100度に近い沸かし立ての湯なのです!
電気ポットの保温設定でよく見る80度とか90度がありますが、それでは不十分。
100度が重要です。これがのモチモチ度に関わる重要なポイントとなります。

例えば100度の湯を入れて3分待つと、温度は80度くらいに下がっていき、これが麺を一番モチモチに仕上げてくれるのだそうです。
実際、僕も本当かよ~と疑いカップラーメンを2つ並べ、80度と100度でそれぞれ作ってみたのですが....これがもう「ほ~っ!」って感じになりますw
ポットの保温していたお湯で作っていた方には必見ですので、一度お試しを...!

フタをする

これも温度に関することなのですが、例えば日清さんのカップヌードル!


お湯を入れたあと、こうやってシールでフタを止めておくじゃないですか。
実はこれも...不十分!
フタに隙間ができ、湯気が逃げていくので温度が下がってしまうのだそうです...。
ですので、しっかりフタをしなければなりません
対策として、錘になるお皿か何かを載せておけばOK!しっかり密封して下さい!


③2分30秒経ったら素早くかき混ぜる

麺に均等に熱を伝えるために、熱湯を入れて2分30秒経過したら一度フタを開け、箸などで素早くかき混ぜた後、サッとフタを閉じるというものです。
これは若干好みの問題になるかもしれませんが、熱湯を入れて3分待ったとしても、立体的な麺の中心部だけにはどうしても熱が伝わりにくく、若干硬い麺になってしまいます。そのためサッとかき混ぜて熱を中心部に伝えることで、均等にモチモチの麺が出来上がります。



以上、3点の大事なポイントでした。

実はこのネタ....

1年ほど前にNHKのあさイチで特集されていたネタなんですね。
僕はこれを偶然観ていて、ほ~ってなりました。
実際、番組では専門家の方も検証していて、

専門家「...うん、美味しい!」(にっこり)

って映像が流れていたので、僕はすぐさま実行したクチですw


もちろんカップ麺の種類によってはモチモチ度は変わったり変わらなかったりするかもしれませんけど...。
ご存じなかった方には、きっと普段食べていたものより違いを感じられるハズです。
どうぞお試し下さいね!







カップ麺....たまに、無性に食べたくなりますよね。
ちなみに僕がたま~に無性に食べたくなるカップ麺は日清カップヌードルのカレー味です。美味しいですよね~。時々食べると旨いんだな、これが。
















ていうかカレーがいいんですよね...。
最近年をとって嗜好が変わってきたのか、ラーメン好きの僕が時々ラーメンよりカレーが食べたくなることがあります...。
だからカレーヌードルがちょうどよかったり....すみません、どうでもいいですね...。


以下、ミニ四駆活動です...。





前回見直してみたボールベアリング。

今回はこいつの中に注入されている防錆オイルを抜き取り、潤滑油を入れることで更なる回転アップ → 速度アップを目指していきたいと思います。

この手法は、ベアリングの脱脂と呼ばれています。


ベアリングの脱脂も既に多くの情報がネットに上がっているのですが、
中には回転が上がった!という方、あまり変わらなかった...という方など、
様々な方がいらっしゃるようです。

どうしてこうも結果がバラつくのでしょう?

脱脂の方法が上手くできなかった?
ベアリングに当たりハズレがある...?
それとも...実はほとんど変わらない?

結局はどうなんでしょう。
これも実際にやってみて情報を発信していくことが大事なんじゃないかなと思います。
数あるネット情報を参考に、僕なりにやってみましたのでどうぞご覧下さいませ。







今回も自宅の裏庭で行いたいと思います。

用意したアイテムは、DCMカーマさんの「パーツクリーナーPRO」(お値段300円)
使用用途にベアリングの洗浄と記載されていましたので、これでやってみようと思います。カーマさんというのは、古くから愛知県民(中京地方)が御用達とする地元のホームセンターであります。

ちなみに新聞紙の日付は4月9日...コロナの休業要請 調整難航だとか、アメリカ大統領選の民主党代表選考にサンダース氏が撤退だとか...ふむ、世の中は相変わらず穏やかではありませんね...。
そんな中、いい年のおっさんの僕はのん気にベアリングの脱脂なんかしてていいのでしょうか...。何か他にやるべきことがあるのでは...。
今は国家の一大事....いえ、世界の危機であります...。
男子たるものが憂慮するところは、ただ国家が安泰であるか危機に直面しているかという点のみ...(幕末志士:橋本佐内より)












アンビ君「完全勝利♪」












男子たるもの、汚名をそそぐものなり!!!


やってやる....やってやるぞ~~!!!




ふう....さて、
脱脂に使うための容器を1つ用意します。
今回はタミヤ製小瓶を用意しました。(お値段80円ほど)
小瓶は100均のものなど、何でもいいと思います。




早速やっていきましょう。
小瓶にパーツクリーナーを注ぎ込んでいきます。




次にベアリングを入れ、瓶を軽く振って洗浄していきます。
画像は丸型・六角型・620 計12個を一気に洗浄しております。




これ、どれくらい振ってればいいのだろう...





と思っていたのもつかの間、あっという間にパーツクリーナーは白く濁っていきました。




ベアリングの中に注入されていた錆止めが溶け出し始めたようです。
パーツクリーナーってすごいですね。




一旦キッチンペーパーの上に放出し、乾かします。
放出した際、細かい黒色の粒がいくつが確認できました。
おそらくベアリング内に混入していたホコリ等の汚れだと思われます...。

ベアリングの内部って結構汚れているんだな...。
ベアリングは時々洗浄しておくと良さそうです。


ざっとになりますが、ベアリングの脱脂は以上になります。
たったこれだけで、錆止めオイルを剥がしたことでベアリングの回転が上がっていくのだそうです。道具さえ揃っていれば割と簡単な作業です。

早速脱脂したベアリングを試してみたいところですが、まだ汚れが出てくるかな?と思い、この後2回目の洗浄をやってみたら1回目ほどではないけれど、多少の汚れと錆止めオイルを洗浄することができました。

これ何回やったらいいのかな~と思い、3回目のパーツクリーナーを入れてみると...



もうほとんど濁らなくなりました。
パーツクリーナーは透明のままなので、高レベルで脱脂が出来上がったと思います。透明になるまで、何回かやるとよさそうです。



ベアリングを取り出し、15分ほど日干しして乾燥させます。

この後、ベアリング内部にパーツクリーナーが入ったままの可能性がありますので、ベアリングをタイヤシャフトに通し、軽く指で転がしながらキッチンペーパーを軽く当てて内部に溜まったパーツクリーナーを吸い取ります。
キッチンペーパーが濡れなかったら、吸い取り完了→ベアリング脱脂の完了となります。



さて、この後ですが...
ネット上では、脱脂だけの場合と、この後に潤滑剤を注入する場合とで工程が分かれているのをしばしば見受けます。

これはどちらがいいのでしょうかね...。

一見、ベアリング内部には何もない方が無抵抗で回転してくれそうなんですけど、ベアリング内部と金属球は金属でできているので、擦れて摩耗していくことと、金属なので錆びていく可能性が考えられます。回転効率を上げるなら、潤滑剤は必須と思うのですが...どうなんでしょうか。

一応僕はここから潤滑剤を注しておこうと思います。




今回、僕が選んだのはメジャーな潤滑剤、CRC5-56のDX版であります
「プロが認めた浸透力」だそうなので、店頭で一目惚れし購入してみました
(お値段700円ほど)
全ては打倒アンビ君のため...。こういう投資には一切妥協は致しませぬ...。




潤滑剤注入の際は、あまり入れすぎるとオイリーな状態となって初期状態に戻ってしまう...との書き込みを見つけたので、それを参考にサッとだけ吹きかけることにしました。

左右両面にそれぞれ一吹きした後、また少し乾燥させて、シャフトに通して指で軽く転がし、余計な油は拭き取ります。




さて、これですべての作業の完了です!
どうでしょうか...心なしかベアリングたちがキラキラ光っているように見えます。
脱脂作業を施し、生まれ変わったベアリングたち...。

どれくらいのスピードアップを生み出してくれるのか、早速タイムを測定していきましょう!


測定は前回同様、1.4Vの電圧でやってみます!








丸穴は1.4Vで23.10秒!





六角穴は1.4Vで22.82秒!





620は1.4Vで22.55秒!!!



前回の脱脂前と比べてみると....






全てのベアリングが、ちゃんと速度アップを果たしてくれていました!!やったぜ!!

これはいいですね!ベアリング脱脂は有効だと思います!!



いかがでしたでしょうか。


ベアリングの脱脂、試したことのない方は是非ともやってみて下さいね!
上手くいかなかったという方は、脱脂を複数回行ってみたり、潤滑剤を変えてみるといいのかもしれません。
僕の場合でも、もしかしたら脱脂のやり方・潤滑剤の入れ方の違いでより変わってくるかもしれませんが、僕としてはこの結果で大満足でありました。よーし...順調にレベルアップしてるぞ~!



さて...次も速度アップの改造と検証を行いたいと思います。
今のところとんとん拍子にできておりますが、いよいよこの次は...ギアやります。
ギアの改造は、ある意味1番避けては通れない道...。

去年のコジマ電機の大会では皆さんむちゃくちゃ速かったのですが、おそらくここが肝になるのだろうと睨んでおります。


次回、がっつりやっていきます。



おわり



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5 コメント

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Unknown (パオ)
2020-04-12 13:06:33
お疲れ様です。
やはり脱脂効果はあるんですね(°▽°)
小学生時代は丸穴ベアリングを買ってそのまま使ってましたが、
きっと脱脂してたらもう少し抵抗の少ない状態になってたんでしょうね。

カップラーメンですが、商品によっては同じものでも袋麺とカップ麺がありますけど、
その場合は袋麺の方がよりモチモチな麺になるそうですよ。
鍋で茹でるとお湯が対流するのでモチモチになるとマツコの知らない世界でやってました(笑)
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Unknown (mini4-restart)
2020-04-13 12:38:32
パオ様

コメントいつもありがとうございます!
そうですね、洗浄のやり方と潤滑剤の種類によっては効果が少ない時もあるかもしれませんが、僕の場合は確実に性能アップしたので成功だったと思います。

袋麺ですか!確かにそんな気がします!なんでも拘っていくと、奥が深いですね!w
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Unknown (初心者レーサー)
2020-04-18 14:35:08
やはりベアリングの脱脂は大事ですね。これを機にやってみようと思います。
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Unknown (mini4-restart)
2020-04-19 00:53:13
初心者レーサー様

初めまして!コメントありがとうございます!
そうですね、スピードアップを目指すのであれば、やって損はないと思いました!
ただ...記事には書きませんでしたが、ベアリングの寿命がどう変わってくるのかが僕にはまだわかっておりません...。
その点については不明のままですので何卒ご了承下さいませ!

もしもこのブログを書き続けていて、そうですね...例えば1年後くらいに「脱脂のその後」というネタでご紹介できればと思います。
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Unknown (Unknown)
2020-08-06 13:30:14
フッ素コーティング軸受けと比較してほしいです
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