こんにちは、ロングです。
最近読者の方々からちょいちょい上げられるこのワード...
「レッツ&ゴー」
これだけミニ四駆やっている僕ですけれど、
まだ一度も漫画やアニメを観たことがありません...。
確か僕が小学生の時に、レッツ&ゴーのTV放送が始まって周囲で流行っていたのは覚えています。
ただ僕の家では親が厳しいこともあってTVをあまり見せてもらえず、ちょうどその頃からだんだん世情とは疎くなっていき、イマドキの流行りっていうものにどうも乗れなくて、何か独自にマイブームを持つという妙な癖が出来上がっていったような気がします。
別に世間に対して斜に構えていたわけではないんですけどね...。
なんか乗り損ねていたことが多かったなぁと、思い返せばいろいろあるような気がします。特に少年時代はそういうのが多かったですね。
例えばミニ四駆では周りがセイバーとかマグナムとかいうマシンに夢中になっていたころ、僕はホライゾンを適当に削って肉抜き肉抜き!ってやってたし...
皆がスーファミのドラクエ6やFF6やクロノトリガーで夢中になっていた頃、僕はDB超武闘伝2でカカロットコマンドを一生懸命打ち込んでいたし...(わかる人いるかなぁ)
たまごっちが流行っていたときもブームに乗れず、テトリスのパチモンの小型ゲーム機風キーホルダーとかカバンにつけていたし...
スラムダンクが流行った頃にこれもまたアニメや漫画を見ていなかったので分からず、体育のポートボールの時に友人たちがスラムダ~ンク!っていいながらプレイしていた時、僕も適当にスラムダ~ンクと叫んでバスケットボールをドッヂボールのごとく全力投球していて、今思えば無茶苦茶だったし...
あとは幽遊白書?内容全然知りません。
周りがカッコつけて指をおっ立ててレイガン!って遊んでたけど、僕も適当にレイガン!と叫んで友人のケツに浣腸してたし...
野球なんかだと清原が巨人入りした時、家族や巨人好きの友達が「清原きた~!」って喜んでたけど、どちらかといえば僕は去りゆく落合やシェーン・マックに寂しさを覚えたものです...。
(やっぱり巨人は1番 仁志・2番 清水ときて、松井落合マック元木ですよ...あの頃が好きでした...古い話ですみません...愛知県人だけど巨人ファンです...)
野球はちょっとズレちゃったけど、まあそんなわけで流行りには何かと乗れない僕。
せめて今ミニ四駆やってる時は、主流の改造やテクは知っておきたいと思います...。
今流行の「鬼滅の刃」だってよく聞きますが、残念ながら未だ観たことはありません。
日本映画で興行収入歴代1位とかやってましたけど、やっぱり観たほうがいいのでしょうか...?
ていうか、みんなどうやって作品を知って、その波に乗れているのでしょうか...。
あ、わかった、あれか?スマホか!?...って、いや、僕だって持ってるしなぁ...。
おっかしいなぁ...僕の検索の仕方がマニアックなのか、普段からエッチなものばかり見ているからいけないのか...(多分それ)
本当に、流行には遅い僕です....。
以下ミニ四駆活動です...。
前回の続きです。
アンビ君に教えてもらった非通電式ブレークインが上手くいかなかったものの、僕はとあることに気がつきました。
それはモーター「1」のモーターピンを触り続けていると...
「2」のモーターピンより...
「1」のほうがちょっとだけブレが強い?と感じることができました。
肉眼でしっかり確認はできませんでしたけど、確実に指に伝わる感覚が異なっていたのです。
振動が強いといったほうが正しいのかもしれない。
考えられることは両モーターを繋ぐゴムパイプが上手く機能せずモーターピンが真円を描けていなかったか、あるいは両モーターを同じ板の上に載せてしまっていたので「2」の回転によって生じる振動が「1」に伝わり悪さを受けていたのか...。
まずは前者の真円だけど、そもそもモーターピンがブレるなんてことはあるのでしょうか?
仮にブレることがあるのなら、カーボンブラシの削り方に影響が出てくると思うんですよね。
だけどこうやって触ってみる限り、モーターピンはガッチリ隙間なく組み込まれているので、ちょっとやそっとではブレません。ていうかブレてたらピニオンギアとカウンターギアが噛み合わなくなって大事件ですよね。不良品でもない限り、モーターピンがブレるというのは考えにくいと思います。
となると、後者の振動が怪しい...。
もしかしたら振動のせいでカーボンブラシの削りに影響が出てしまったのかもしれない...。
ということで次は別の「1」「2」モーターを用意して、上図のように板を切り離してもう一度非通電式ブレークインを試してみました。
ここは画像を取っておかなかったので申し訳ないんですが、1時間程度やってみての結果、「1」と「2」で異なる変化はあまり見られず、それぞれ少しずつ回転数が上昇していることが確認できました。
ただ非通電の「1」に劇的変化は無し...。
熱ダレを防ぐ観点としては非通電は面白いと思うんですけど、通電でも非通電でもあまり差はないのかな...?正直に言って眉唾的な感じがしました。
(せっかくのアイディアだったけどアンビ君ごめん)
つまり、ここまでの話をまとめてみると、
モーターをブレークインする際にはモーターに振動が加わらない(揺れない)ようにすることが大事なポイントになるかもしれないということです。
どうなんでしょうかね?前回がたまたまだったのでしょうか?
ということで前置きが長くなってしまいましたが、
今回はモーターにわざと振動を与え、ブレークインに影響があるのかどうかを観察してみたいと思います。
今回はこちらの4つのモーターを用意。
いつもハイパーダッシュばかりでつまらないので、今回はハイパーとマッハを2つずつでやってみたいと思います。
上の2つは新品(本当にいつもバカみたいに買い増しています...)、下の2つは新品ではありませんがちょっと使いのものでブレークイン未実施なのでほぼ新品。
それぞれにしるしをつけます。
(ハイパーはH1・H2、 マッハはM1・M2)
まずは回転数を計測します。
あ、その前に1つご紹介...
こちら、DKサーキット モーターチェッカー(お値段約5,000円...)
モーターをブレークインしていくにあたり、一定時間安定した電圧を与えるアイテムが欲しくなってきたので思い切って導入しちゃいました。
乾電池だとすぐ電圧が下がってしまいますからね。
それとこれまでのモーター検証記事ではネオチャンプを使ってましたが、
電圧が目で見えているわけではなかったので、もしかしたら読者の中には電圧を操作してない?なんて疑ってた方がいるかもしれない....というわけで記事に信憑性を上げるべく奮発しちゃいました。
(今まで本当にちゃんと電圧測ってやってましたよ~)
ちなみにこいつは電圧を1.2V~32Vまで自由に調節することができます。
電源は付属品の9V充電電池を使います。
9V電池自体はUSBで充電できるので、コンセントの無い屋外でも手軽に使えて結構便利です。
それではこいつを使って回転数をチェックします。
3Vの設定(ネオチャンプ1.5V相当)で、H1は27,293回転、H2は27,131回転。
M1は29,312回転、M2は28,989回転です。
いや~電圧がちゃんと目で見えるっていいですね。
ちなみに液晶画面には設定電圧とアンペア(A)が映ってますが、こいつは電流の通り具合を示しているのだそうです(多分)
モーターによって若干の違いがあるんですけれど、その点は今回は割愛で...。
それにしてもマッハって開封直後でなかなかいい回転数を出してますね。
マッハはなにかと回転数が高いだけでトルクが弱いと言われ、なんだかんだ普段はハイパーを使いがちですが...。実際のところどうなんでしょうねぇ...。
結局はマシンセッティングやサーキットによりけりなんでしょうけど。
一旦紙にまとめて記入しておきます。
各モーターを適当なシャーシにセットして電池を積めば準備OK。
さて、それではわざと振動を与えてブレークインしてみましょう。
どうやって振動を与えていきましょうか...
ジョーバに乗せてみるのはどうでしょう。
どうやって振動を与えるか結構悩んだ末、僕は実家にあったジョーバを思い出したので検証のため借りてきました。
妻からかなり痛い目で見られましたけど、そんなものはお構いなしです...。
ナショナルのロゴが年季入ってますね...。
確か15年くらい前のものだったと記憶していますが、動作は良好であります。
ジョーバの座面とシャーシを両面テープで張り合わせます。
試しにちょっと動かしてみよう...どうかな~?
グゥィン グゥィン グゥィン グゥィン グゥィン グゥィン
よーし、よし、いいぞ、しっかり揺らしていますね!
この2つはこれでやってみよう。
でも...実際にジョーバの動きをよく見てみるとただ揺らしているだけで、振動は少ないような...。
となると、あとの2つは...
サンダー(電動ヤスリ)でどうでしょうか。
こいつは僕の私物なんですが、当時長男が生まれて一人歩きできるようになった頃に、とがった家具にぶつかって怪我がないようにと家具の角という角をこいつで削って丸くさせたことがありまして...(心配性)
妻にそんなものは無用の長物だと反対されたのを振り切って購入した思い出の品であります(値段覚えてないけど多分5,000円くらい...)
こんなふうに布テープで張り付けてと。
こいつも試しに動かしてみると...
ドドドドドドドドドド
お、いい感じ♪見事振動が生まれています!
よっしゃ~!このままそれぞれ稼働させてブレークイン開始だ!!
グゥィン グゥィン グゥィン グゥィン
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
.....念のため言っておきますけど、どうせロングさんはブログのためにふざけてやってるんだろう、結果は目に見えているだろうと、そう思ってらっしゃるかもしれませんが、至って真面目です。
もしかしたら奇跡ってあるかもじゃないですか。
振動はブレークインにとって障壁の可能性が高いですけれど、もしかしたら結果は全く違って、すごいブレークインを果たすかもしれない...。
何でも一度はやってみないとね!(やらないと気が済まないだけ...)
グゥィン グゥィン ドドドドド グゥィン グゥィン ドドドドド
ちょっと音が大きくて恥ずかしかったけど、ちゃんと真面目に5分ずつ正・逆に電池を入れ替え、しっかり1時間ほど動かし続けました。
いや~もうこれだけでやりきった感はありますけども、この後がワクワクドキドキ!
これで目を見張るほどの進化を遂げていたらどうしよう!?
もしかしたら世界初の快挙となるかもしれない!
いや、ミニ四駆のモーターをジョーバとサンダーの上に載せてブレークインしている時点で、既にもう世界初なのかもしれない...!えへへへ!
果たして、結果は!?
H1は26728.... H2は.....い、17,118!?
M1は28,827、M2は27,777...
多少の劣化は覚悟していましたけど、それにしてもH2の1万台は....。
その後、しばらくH2を回し続けてみましたけども、せいぜい20,000回転止まりでありました...。
紙にまとめるとこんな感じ...。
見事なまでに全部劣化...orz
H2なんて完全にダメになっちゃった...。
きっとどれも振動をくらってカーボンブラシがきれいに削れなかったのだと思います。
ま、わかってた...うすうすわかってたけどね....(涙)
後で分解してお宝ワッシャーだけでも確保しておこう...。
ということでですね、この4つの尊い犠牲をもって証明することができましたので、よいこの皆さんは決して真似しないようにして下さい。ダメ、絶対、モッタイナイ。
結論:ブレークインの際はモーターを揺らさないようにすることが大事。
モーターブレークイン これまでのまとめ
・正逆交互に回転させるべし
・熱ダレによる減磁を発生させないよう扇風機の風で冷却しながら行うべし
・振動を与えないようにするべし(モーターを揺らさない)
・熱ダレによる減磁を発生させないよう扇風機の風で冷却しながら行うべし
・振動を与えないようにするべし(モーターを揺らさない)
少しずつ材料が整ってきたように思います。
次は逆にモーターをどうやって固定するかがカギになりそうですね。
続きは次回で!
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白のピニオンギア...あ~、懐かしいですね!そういえばあったような気がします!すみません、多分ピニオンギアではやりません...申し訳ないです!
コメントありがとうございます!
ハイ!ちょうどコメント頂いた本日、また更新いたしました^^
ありがとうございます、多分今後も更新のペースに波はあると思いますが、頑張りますのでどうぞのんびりお待ちいただけると嬉しいです!
コメントありがとうございます。
僕はこれでいいのでしょうか...ジョーバやサンダーは正直やりすぎたと後悔&反省しております...。
こんな調子ですが、今後も頑張っていきますのでどうぞ見守って下さいませ...。
コメントありがとうございます!
(もう初めましてとは言いません!忘れてませんよ!w)
なるほど~、少年漫画のように寿命を縮める代わりに回転数を最高潮に...ほんとその通りかもしれませんね。上手い表現w
長い事遊べるように慣らしはほどほどにしておくべきか、レースに勝つべく全力であたるべきか...つまりはそういうことなのでしょうかね。
そういえば大会時に、強そうな方がたくさんモーターを持っているのを見かけました...あれはそういうことなんでしょうかね...。モーターのマネジメント...ここまでやったらガチ勢だろうなぁ...(正直キツイっす!)
コメントありがとうございます!
逝きかけの時が一番回る...はい、僕もそういう文言はよくネットで目にします。ブラシって結局のところ削っていけばあとは無くなるってことですからね...せっかくの当たりモーターだって、すぐに壊したくはないですし...あ、だからタミヤさんは毎年限定版を発売しているということなのでしょうか...(謎)
なるほど、最高潮の時に走行させて2分でご臨終とは...
これは結構参考になる情報と思いました。メモしておきます。
僕も愛媛在住レーサーさんのように慣らした後にサーキットで実走させて、また慣らすって手法、そうやってその後の経過も観察していきたいです。ですがだんだんこうやってハマっていくと、なんだか泥沼にはまっていきそうで若干怖いです...楽しくやっていきたいものですねw
の方がいいかもしれないですね!
あ、でも40㎞とか普通に出してる方を見たことがあるなあ…。
まあいいか!
コメントありがとうございます!
今のところ時間をみつけてガッと一気に書いております...。更新が途絶えた時は、家族サービスで忙しいか、仕事で忙しいのどちらかと思って頂ければ幸いです><
ゴムチューブでそれなりに一致していたと思っていたのですけれどね...分からないものです。なるほど、ピニオンギアですか...実はこれを読んでちょっとやってみました。ピニオンギアだと短すぎてどうかなって思ったんですが、割としっかり2つのモーターを繋げられました。けどすみません、あまりやってませんw次の記事に書きましたが、低電圧にシフトしておりまして...ぽちさんやってみてw
モーター同士が押したり引いたり.....
そういえばモーターって、モータピンが前後に少しだけカクカク動きますよね、あれはなにかあるのでしょうか...。カクカクが当たり前のようにあるのならば、2つのモーター同士で繋いで行うっていうのはカクカクしあって(押したり引いたりして)ダメな方法だったのかもしれません!今気づきました!ありがとうございました!
いつもコメントありがとうございます。
はい、本当に尊い犠牲になって...泣
ちょっとブログを意識してやりすぎたなと反省しているところです...。
ところで、シャイニングスコーピオンさんのおっしゃる時速30kmというのは、タミヤのスピードチェッカーのことでしょうか?僕まだ持ってないんですよね...なのでちょっと分かりかねるんですけれど、他にネット見ててももうちょっと速い数字を見つけますので、どうなのでしょうか...。
軽量マシンならすぐいい速度を出せると思いますが、マスダンとか備えたサーキットで通用するマシンだと、どれくらいがいい目安なのかな...と考えていたら、だんだん欲しくなってきました><いつかマサシを計測してみたいものです!
いつもコメントありがとうございます。
そうでしたか...つっきーさんはそちら側の人間か....って、僕も高校生くらいになってからドラクエやクロノトリガーはハマったものですw(おかげでバカになりましたw)
お褒めの言葉...恐縮です><僕は文系人間で適当に仕事しているしがない者で、決して優秀ではありませんが、言えないのがもどかしいのですけどアンビ君は本物です。
本当に言えないけど、今でも超~有名なところで技術者としてやっておられます(あるHPサイトで解説とかしてます...見つけた人は凄いです...ここでコソッと言ってみる...)
なのでそんな彼と一緒に遊べているという意味では、恵まれているかもしれません。
今後もアンビ君といろいろやっていくので、わりといい話も出てくると思います(多分)
モーターチェッカーはいいですよ!素人の僕でも簡単に使えました!
いろいろあると思いますが、このブログで紹介しているやつは一応おススメ致します!
時速30㎞って速いかね~?
どう思いますか?
少年漫画みたいww
私が過去に持ってた両軸トルク2は最後にブラシが折れる直前の空転は24,000rpm出していました
まあ実際に走らせたらコースアウトしてブラシが折れてしまいその状態で走れた時間は2分程度しかありませんでしたがw
そのモーターは基本的にあまり慣らしをせず実際に走らせてギアの負荷がかかった状態で自然に慣れてくれたら良いやって感じでやっていました
それが偶然良い感じに削れたのかな?と思っています
今は買った後に9Vで正転逆転共に30秒程度軽く鳴らして
後はコース走らせ帰ったらまた9Vで各10秒程度慣らすという形でどれかで上手くハマれば良いやって感じでやってます
確かに振動ってのは大事な気がしますね!だとすると、コースアウトせず地を這うように走ってる人のモーターは長持ちするのかも。。。速く走り続けるには速く走れないといけないわけですね!(謎)
因みに、モーター一個で確認してみると、そこまで振動してる感がなかったので、ゴムチューブで繋いだ軸が完全に一致してないことが原因でモーター同士が押したり引いたりしあって振動が出てるのかもしれないですね!
だとすると、ゴムよりピニオンギア同士を噛み合わせると振動が抑えられるきもするのですがいかがでしょう!?(自分でやれw)
ハイパーダッシュ…!
尊い犠牲ですねww
「烈&豪」私はセイバー、マグナムに夢中になっていた側でした・・・。ついでに言うと、ドラクエ6、FF6、クロノトリガーで夢中になっていた側でした・・・。
今は流行に乗れていないけども、あの当時は流行に乗れていた??のかもしれません。
ときに、モーターチェッカー。良いですね!
欲しくなってしまいました。今回も非常にためになる内容で、
ロングさん然りアンビ君然り、発想が面白くて本当にワクワクします。アンビ君はさぞ優秀なエンジニアなんだろうなあ。と妄想が止まりませんし、軸のブレに気が付くロングさんも本当に凄いです。
*エンジニアっぽい仕事はされていないようですが、もしやったとすればアンビ君同様優秀なのは間違いないですね!
次回も本当に楽しみにしております。