ひさびさに図書館で借りるのではなく買いました。
「30万部突破」の文字に躍らされて840円もの大金を投じてしまいましたよ。
でも・・・、せっかく買ったのにこれがぜんぜん面白くないという・・・
社会学者二人の対談形式なのだけど、しょせんは「学者さんなんだな~・・・」という。。。
イエスの行なった数々の奇蹟を「荒唐無稽」と定義してる時点で、間違いなんだよね。
また、キリスト教の内容がユダヤ教と「ほぼいっしょ」と断定していたり。
これも間違いでしょ。(ぜんぜん違うんだよ~)
加えて、キリスト教の独自性を論証するのに、なんと仏教を引き合いに使っているという
両者を比較している時点で、間違いでしょう。
司馬遼太郎は空海を取り上げるにあたって、「風景を語る」とした。
司馬さんは仏教にしろ他の宗教にしても、分析や論証など「不可能」だと判っていらっしゃったのだね。
何故なら僕などが改めて言う事もないが、宗教に「正しい答え」など無いからだ。
非論理的なのが宗教だから、社会学者がいっくら論んじても「意味が無い」のだね。
ああ、買って損した、840円を返して欲しい・・・
アーメン