ミノルキューブ(フィギュアケース)のあれこれ話

透明な正六面体のミノルキューブに関する商品特長、作品例、用途の提案、開発にまつわる話などを紹介していきます。

ミノルキューブDMです。

2006年05月26日 | ミノルキューブDM
ミノルキューブDMについてご案内いたします。
もともとの始まりは弊社HPにもありますように一旦捨てたミノルキューブがまた弊社の新規開拓ツールであるDMとして見事によみがえった事から始まります。あの時の衝撃は今でも忘れません。そう大阪産業創造館の社長道場のセミナーや、日本郵政公社の田中稔さんと出会っていなければミノルキューブDMの誕生はなかったでしょう。いろんな人との出会いは大切にしたいものです。

大阪産業創造館の商談スペースで田中さんとお会いして会社紹介の時にプラスチック製造業で、こんな商品つくってます。とお見せしたのが「ミノルキューブ」でした。田中さんが即座に「これ名前がいいですね~!」とおっしゃった。理由はご自身と同じ名前「みのる」だからでした。弊社も創業者である父が稔ですのでミノル化学なんです。とのご挨拶のあと。本題は「初めてのDM作りのご相談」でした。「こんなケースにフィギュアとかいれて売るのもいいですね~」のような会話の後田中さんが「このケースにDMを入れて送ればいいじゃないですかー」とおっしゃったのです。私は耳を疑いました。「こんな透明のケースのどこに住所を書いて、切手をはるのですか?」との問いに「ヒモかリボンをくくりつけて外れないように荷札みたいなのに住所を書いて切手を貼れば大丈夫です。」とおっしゃった。へぇ~そんなんで送れるんだ。「では運賃は郵パック扱いですか?」との問いに「これなら100gまでですよね~それなら定形外郵便で日本全国140円で送れますよ」とのお返事にまた驚いた。
「ひゃ、ひゃくよんじゅうえん!ですか?」それは安い!と思いました。私の中では厚みが1cmを超えるものは郵パックと思い込んでいましたので。それも驚きでした。
その後は具体的にどんな内容でどんなスタイルのDMを作ろうかという新たな課題との戦いが始まりました。ただの手紙を入れてもつまらないし…、紙の折り方を考え、内寸58ミリ角のサイズに手書きでは無理があるのでパソコンを使って書こうと決めた。時間はない。社長道場の課題は2週間の間に新規先を訪問して、商談してくるとの宿題であったので、あせっていた。とにかく早く作って、送ってアポイントを取らないと…。との思いでいっぱいでした。土日も睡眠時間を削って翌週の月曜日にDMを発送しました。最初は15通くらいだったと思います。送り先はネット調べて中堅の有名企業に送りました。緊張の瞬間です。水曜日に送り先に電話をしました。「透明のケースにダイレクトメールを入れて、送らせて頂いたミノル化学工業株式会社の押川と申しますが…」との電話で「ああ、ちょっとお待ち下さい。」とのお返事。担当の方が電話口に出てくれました。そこからはスムーズにアポイントまでとることが出来ました。「はじめてのDMで、アポイントが取れるなんて…正直驚きでした。」DMですので中には商品とか仕事に関係ない先に送ってしまっていたこともありましたが、15通のうち12件位は訪問したと記憶しております。確率の高さが抜群でした。中には電話口にでた事務員さんが「ああ、あれね。っと言った感じて初めて電話したとは思えないところもありました。」続きはまた後日