Tシャツとサンダルの候

炎天下の柳川ひまわり園、溶ける。

2回にわたり自己紹介とこのブログの傾向を掲載した割には、基本的な事が抜けていた。

私の住まいは福岡県久留米市というところにある。

田舎の割には、松田聖子や吉田羊、田中麗奈他多数の芸能人を輩出している。

また久留米にある久留米大学附設高校からは、孫正義、ホリエモンなどや、恥ずかしくてあんまり言いたくはないが、某東京都知事候補のような残念な人間も輩出している。

そんな街で生まれ育ち、今も此処に身を置いている。

ゆえに、容赦なく筑後弁で進行する場合も多くなる。

意味不明だ!という方々も多いと思うが、そういう事に斟酌するような丁寧な人間ではない。

それに、もともと意味など皆目ないブログだ。

意味がわからない方言部分は、飛ばして読んでもらう他ない。

 

その久留米。昨日は全国一の猛暑日となったらしい。

めでたいことだ。

 

さて、やっと本題である。

 

柳川にひまわり園があるという。最近になって知った。

どうせ家にいても暑いのだ。久留米からなら1時間も車を走らせれば着くやろ。

行くか。

広大な干拓地の中にひまわりが咲き誇っていた。

5ha、50万本なんだそうな。

 

ただし、駐車場待ちの車の列が動かない。

 

しもた。今日は日曜日たい。

仕事をしてないと曜日の感覚がなくなりがちだ。暇人じゃけん平日に来りゃよかった。

 

もたつきながらも、なんとか会場に入った。

すでに満開であるが、少し時期が早いのではとも思う。

 

「少し小ぶりやけん、品種が違うっちゃないと。」(家内)

ハチを取ろうとしたがブレてしまった。

 

全くベタであるが、

この景色の中、映画『ひまわり』を思い出さずにはいられない。

戦争によって引き裂かれた夫婦の運命。二度と過去には戻れない事を知ったソフィアローレンの頬を伝う涙。

そしてエンディング。

地平線まで続くひまわり畑にヘンリーマンシーニのメインテーマがながれ・・・

 

坊主頭の中学生が、そのシーンのあまりの美しさに心ふるえた。

 

感動のあまりレコードを買ったぐらいだ。EP版と言うやつだ。

 

私の脳みその中の映像がソフィアローレンの胸元辺りに近づいた時、現実に引き戻された。

あまりの暑さに、もこは歩くのを拒否。まったく動かず。

小型犬は道路からの輻射熱が近く、しかたないのだ。

交代でだっこする。

見上げれば真上には、悪意があるとしか思えない太陽がギラギラと。

もこをダッコするという、余分な体力消耗で、

 

 

ひまわりの海に、私は溶けた。

 

少しでも涼しかろうと堤防を越え海へ。

有明海だ。

対岸は島原半島である。残念ながら普賢岳は雲に覆われて見えなかった。

 

いや、もういい。

 

帰ろう。

 

 

このように唐突な終わり方をするのも、私のブログの特徴であると記しておく。

 

最後に、夕方から21時までライトアップするらしいから、その時間に出かけられるのをお勧めする。

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