急な寒波に戸惑う今日この頃。
身を縮ませてカーテンを開ければ、窓の外には真っ青な空が広がっている。
ついついありきたりな鼻唄を歌いながら、
「こんな小春日和の ♪ 穏やかな日は・・・和白に行こう!」(私)
「何でそうなる!」(家内)
何でって?
オナガガモがヨチヨチと歩くこの和白干潟には、
東与賀で見つけられなかったあの鳥が、団体でいらっしゃる筈なのだ。
ほらいた。
ミヤコドリ御一行様である。
例によって被写体は遠い。
どれもこれもバッサリとトリミングを施し、無理矢理拡大させている。
まことに不鮮明である
と、大声で言い訳しておく。
白と黒のツートンに赤い嘴と赤い足。
特徴的なカラーリングである。
「ヒーフーミーヨ・・・」
家内が数えたところによると、この日この時間で、
「26羽いる。」
ホントかどうかは知らない。
いずれも同じ画像のコピーに見えるが、そうではない。
ミヤコドリ自体に殆ど動きがなく、ほぼ同じ絵柄になるのは仕方なのだ。
ミヤコドリ以外では、オナガガモが目立つ。
オナガ君、海藻をゲットー!
上空には複数のミサゴが舞う。
それぞれが何度もダイビングを繰り返すも、見たところいずれも失敗に終わっているようだ。
沖合の杭にミサゴが止まった。
それを双眼鏡で見ていた家内、
「ちょっとオッチャン。」
「何?」
「足元ば見らんね。」
おお!
気づかぬ間に、涙ぐましい努力が実っていたらしい。
ガブッ
Congratulations!