久しぶりに東与賀干潟へ。
先ずはビジターセンターを覗くと、

11月13日時点で、結構な数が来ているようだ。
何々、ミヤコドリが2羽か。
見たいものだが、果たして数千羽の中から、見つけられるのか?
この日瀬高5.6mの大潮。
満潮時刻を少し過ぎた時間に到着である。

干潟では、シチメンソウが丁度見頃だ。


瀬高5.6m。
こんな日は、潮が干潟を覆い尽くしてしまう。
少し潮が引くまで、待機中のクロツラヘラサギ達。

クロツラ104羽に対し、杭はたったの20本。
残る杭はあと僅かだ。

飛び切りレアなシートの占有を許されたセレブ達。
優雅に身だしなみを整えている。

時折、強引な場所替え騒動が起きて、一悶着あったりもするが。


見ていて、まことに面白い。

どこからか一羽のクロツラが飛んできた。




そのまま通り過ぎると思いきや、

急に方向変換。
杭に向かって飛んで来た。


席がゴチャゴチャしているのを嫌ったのか、


近くの柵へと向かい、

無事着地。


セレブ達を横目に、敢えて柵に止まる孤高のクロツラ。

満足げに見える。

微笑むクロツラ(←元々そう言う顔だ!)。

直ぐ傍で常連らしき人が、干潟を旋回するシギの群れについて解説している。
ファインダーを覗きながら、ダンボの耳になる私。
「羽の裏が白かろ?」
「はいはい。」
「だからあれはダイシャクシギたいね。」

だそうだ。

ズグロカモメ

潮が引くにつれ、干潟が少しずつ現れてくる。
同時に、沖合に浮かんでいた鳥たちも、少しづつ近寄ってくる。
ツクシガモの集団が、望遠越しに確認できるようになった。

もしかしたら2羽いるかもしれないミヤコドリは、残念ながら確認できず。