干潟から引き上げ、隣接する公園に行ってみた。
公園入口付近で、超望遠を下げた愛好家から、
「2~3日前の情報だけど、〇〇と△△がおったげなよ。」
「ほほう、そうですか。探してみよっと。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/ff/b8fd9b059739fc86b41d9e73756e2b3f.jpg)
まん丸に膨らんだチュンさん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/d2/96ecb44e800f005efeef82cc252440a0.jpg)
シルバーヘアのジョビオ君
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/d0/9dea76de598cfd856ab97143b18ca3dc.jpg)
ボサボサ頭のヒヨちゃん
なんてのはワンサカいたけど、教えて貰った鳥は、両方とも見つけられなかった。
移動だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/65/0fe43bdf2a6a9b07820ce8c84098e0e5.jpg)
いつもの調整池である。
池の周囲をひと廻り。
するとすぐに、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/46/e3989341603f056f7f39c64a285fc82d.jpg)
ミサゴ登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/2f/e5abcf82ad1a29d66206af58bcaeafd8.jpg)
しばらく旋回していたが、そのうち山側に飛び去った。
今回も池へのダイブは、見られずじまいのようだ。
諦めて、歩を進めて行くと、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/63/c6267ef387b3f0468c9cf5409ae1bc60.jpg)
鴨の一群が眼の前を飛んで行き着水。
よーく見ると、
「ヨシガモやん。この池にもおったんやな。」
「ホントだ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/16/bbefffdcb5d8f35d915b252c25d59566.jpg)
ただ惜しむらくは、位置的にモロ逆光である。
あの緑の光沢を写すなら、方向は対岸からだが、そこでは絶望的に遠い。
ここから撮影するしかない。
ならばと、アホみたいに露出補正をかけるも、どうにもあの色を写せない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/0b/bba3855159f1acd5d2cc65dbec850cb5.jpg)
唯一色が出てた1枚は、酷いピンボケときた(号泣)。
ここでヨシガモを撮るには、時間帯を変えた方がよさそうだ。
次の機会にするか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/de/e01e34b324c51dfa207e7830f162add0.jpg)
おっと、ノスリみっけ!
だがしかし、何か獲物でも見つけたのか、近づく前にサッとノスリは飛び去ってしまった。
続けて、
ノスリのいた電柱の、更に40m程先に、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/2a/188451f5c4bc71095959f35af0f62a67.jpg)
チョウゲンボウ発見!
この後、
驚くべき事態に私達は遭遇する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/06/2d332d902ef4662ae7dc1f40ab36400d.jpg)
辺りを見回していたチョウゲンボウ君。
何を思ったか、住宅の方にサッと飛び去るや、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/42/f09a58b11f44acea4346cb60d4fe9980.jpg)
のんびりと電柱に止まっていたトビに、いきなり波状攻撃を開始した。
自分の大きさの倍以上ある、トビに向かってだ。
上がチョウゲンボウ、下が何の落ち度もないトビである。
「トビって案外と気が弱いんやな。逃げまわっとるぞ。」
「チョウゲンボウ、気性が荒かあ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/01/2faba20a7793601176b54c3dbd47a782.jpg)
気の毒なトビ君、遂に尻尾を巻いて(巻いてないけど)逃げ出した。
住宅上空で繰り広げられた抗争が収束したと思ったら、
間髪入れず、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/42/c095e5f2de277019a281fb233a653332.jpg)
ノスリ来襲。
恐らく先ほど電柱にいたヤツだ。
「ノノ、ノスリ来たーー!」
「あれ?そこの葦になんかおるよ。」
「へ?何ですと。」
忙しくて目が回りそうである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/87/3008935e56e8da7d6e120bb09862c8ce.jpg)
いた。
オオジュリンかな。
パシャ
よし撮った。
カメラを葦方向から、ノスリ方向へ。
「ノスリは?」
「どっか行った。その代わり、ホラ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/aa/927fcf6514cbcb2eef522621db5b6fe3.jpg)
「ハイチュウ、来たーー!」
もう何が何やら。
猛禽大渋滞である。
ブレブレなんか言ってられないのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/49/f33602889c440ad0757804757e785020.jpg)
パシャ、パシャ
そして
・・・誰もいなくなった。
チョウゲンボウの殴り込みから、4~5分の間の出来事である。
「もう・・・腕が棒だ。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/fb/b76763dd516d86f6bdefd004cc0f163a.jpg)
「そこモズがおるよ。」
「ハヒャイ」
お昼はとうに過ぎてしまっている。
加えてあの猛禽の連続襲来だ。
疲れ果てた。
何か腹に入れないと気絶しそうだ。
「もう鳥は止めじゃ!飯ば食う。断じて飯うぞ。」
しつこく続く