今日も今日とて髙良山。
さて、どのコースを登ろうか。
いや、山登りもいいが、久しぶりに走るのもいい。
参道鳥居から髙良大社、森林つつじ公園を経由し、漱石句碑の分岐から髙良山林道を周回する。
タッタッタッタ
大社下まで走ってきた。
茶屋前には、「ほれ、見ろ!」と言わんばかりに、テングサが干されている。
チェッ
もう、トコロテン食いたくなってるやん。
敵の思うつぼである。
しょうがない。帰りに食ってくか。
おや?
『かますずし あります』ですと?
あ、そうか!
昨日はおくんち、今日は大祭じゃん。
おくんちの時だけ作られる、望郷亭名物かます寿司の告知だ。
縁起物だ。
こうしちゃいられない。
「ごめん下さーい。」
「ひとつ下さい。」
「毎度どうも。」
えーっと、
これ持ってジョギングを続けたら、この寿司がどうなるかは・・・
はい、ジョギング中止。
即帰りましょ。
転ばないように、ゆっくり歩いてね。
と言うわけで、昼ご飯である。
当然、
カレーライスではなく、オムライスでもなくて、はたまた肉じゃがの筈もなく、
「かます寿司買ってきたぞ。」
「おう。」
頂きまーす。
しょっぱ!
でも、この何とも言えないしょっぱさが良いのだ。
昔ながらのレシピを、これっぽっちも替えてない証である。
もぐ
しょっぱ!
ばってん、うまか!!