阿蘇高森に行ったなら、必ず立ち寄る店がある。
四季見豆腐
何度かこのブログでも紹介した店である。
特に、「押し豆腐」と「油揚げ生地」がいい。
どちらもカチンコに固められた豆腐だ。
「押し豆腐」はこの辺りの郷土料理『高森田楽』の素材に使われる豆腐。
「油揚げの生地」は「押し豆腐」より更に固く、文字通り生揚げや油揚げの生地となる。
「えーっとね。押し豆腐と生地をそれぞれ・・・」
「すんまっせん。押し豆腐は売り切れとるです。」
「あいやー、残念。じゃあ生地を4枚下さい。」
これが油揚げの生地である。
ヒヒヒ
これがあれば、自分の家で揚げたての「生揚げ」が食えるってえ寸法だ。
その日の晩、
「そんなら揚げるぞ。」(家内)
「お願いします。」(私)
低温の油でじっくりと。
揚げ過ぎは禁物。
お餅のように膨らんで、生地が浮いてきたら、
「頃合いだね。取り出すぞ。」(家内)
「ワクワク」(私)
因みに、この状態で更に長時間揚げたら、いずれ油揚げとなる。
でけた。
合せる酒はこれにしよう。
白糸55。
トクトクトク
葱と生姜を乗せて、醤油をタラリ。
ではでは。
もぐ
湯豆腐の絹ごしもいいだろう。
おでんの厚揚げも大好きだ。
寄せ豆腐で冷奴なんてのもいい。
だが、揚げたての生揚げに勝る豆腐を私は知らない。
そしてこれで追いかける。
キュイ
クーーー