「江島さん。出来上がってますよ。取りに来てください。」
絶大なる偏平足人間である私。
どうもこれが原因で、軽微である筈の外反母趾が暴れていたらしい。
例えてみるなら、
近所に偏平足と言う札付きの悪が居た為に、純真だった外反母趾は不良への道を・・・
え?
ちょっと違う?
ごほん。
取り敢えず話を進めたい。
その偏平足の為の装具(インソウル)が出来上がったとの電話である。
早速、整形外科まで受け取りに行ってみた。
これか。
土踏まずにあたる部分が、盛大に盛り上がっている。
私のウオーキングシューズには、幅が合ってなかったようだ。
若干皴がよっている。
「来週、業者さんが来た時に調整して貰います。」
取り敢えず、このまま自宅まで歩いて帰ってみた。
テクテクテク
ほほう。
なるほど。
ほぼ青竹踏みである。
さぞや健康には良い事だろう。
それと同時に気付かされるのは、
(世の中のノーマル足裏族って、親指にかかる圧力がこんなに少ないのか)
という事である。
そう言えば、私の山用の靴のインソウルの感触は、これに近い。
インソウルを変えてみたのは、靴と踵の位置が合っていなくて、踵が擦れて痛かったからだ。
それが結果的に功を奏していたようだ。
振り返ってみれば、山靴が一番長い距離を歩く筈なのに、親指が痛む事は無かったからだ。
来週まで試してみて、調整すべき所などを相談する事になっている。
これで解決するといいのだが。