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Tシャツとサンダルの候

下北半島をグルリ


10月2日


下北半島をグルリと回る。

目的は二つ。



先ずは恐山から。

ここでいきなり、最初の目的がやってくる。

イタコに、亡くなった親父を口寄せして貰う?

馬鹿なこと言っちゃいけない。

あんなのが出てきた日には、


『コラ!遊び呆けとるやんか!』


と、こっぴどく叱られるに決まってる。



立派な山門をくぐりぬけると、




あったあった。

噂通りだ。

境内のど真ん中に湯治場。

こんなの、まずもって、全国ここだけであろう。


そう。

最初の目的とは、

『恐山でお風呂に入る』だ。



恐山の湯船に、お化けが入っているのを見た!

何て、良く聞く話じゃないか。

それはそれで面白いが・・・


ガラガラガラ




何だ。

何もいない。

良かったと言うべきか、残念と言うべきか。

取り敢えず、お化けとの混浴はしないで済みそうだ。


チャポン


あー、いいお湯だ。



白濁の硫黄泉。

今回の東北旅行で、一番の温泉であった。



風呂上がりに、本堂にお参り。




本堂脇から、賽の河原へと進む。







あちこちで噴気が上がっている。







地獄を思わせる賽の河原を抜けると、白い砂浜が現われる。

極楽浜と言う。

地獄から、極楽に抜けてきた図式である。



死者を弔うためか。

沢山の花と風車が、砂浜に刺されている。















五智山展望所から。



移動。

尻屋崎灯台に向かう途中、



おっとっとっと。

斗南藩って書いてたぜ。

会津藩フリークとしては、立ち寄らない訳にはいかない。



この地に流された会津藩士は、ここで市街地造りを一から始めた云々、

とある。

今は土塀に、その痕跡を残すのみである。



尻屋崎灯台方向に曲がったら、すぐに牧場があり、馬が牧草を食んでいた。

寒立馬(かんだちめ)と言う。

古来からの奥州の在来種との事。



尻屋崎灯台

明治9年に建てられたレンガ造りの灯台。



天辺まで登れるらしい。

螺旋階段を128段上ると、



灯台の心臓が現われる。






移動。



大間崎

本州最北端の地である。

大間と言えばマグロである。


てことで、本日二つ目の目的がやって来た。



五年前、地元の人に勧められて入った店、長宝丸。

ここで、



マグロ丼を喰らうのだ。


ガツガツガツ


うんめえ!


目的達成!!



後はここから、五所川原まで大移動である。



温泉は広田温泉(350円)

シャンプー&ボディソープ無し。

今日2度目のお風呂である。

こちらはヌルヌルのアルカリ泉。

さぞかし、お肌すべすべになった事だろう。


ねぐらはRVパーク PittINN BASE 青森

ここに3泊の予定だ。

当然電源付。 

毎日の懸案事項、サブバッテリーの容量の心配が、ここにいる間はなくなる。

電子レンジでチンだってできるのだ。

車の中で、暖かいおまんまが食えるぜ。


走行距離325km 累積走行距離1729km

よく走った一日だった。

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