この時期見たい花が多く、あの山この山と、まことに忙しい。
前回のカタクリは時期を逃した感があったが、この山のアレはどうだろう?
城山と名がつく山は数々あれど、サクラツツジ北限の地と言えばここだ。
鳥栖の城山である。
筑紫神社からスタートだ。
登山道の殆どは、むき出しの花崗岩か真砂土。
水はけは抜群にいい。
前日、まとまった雨が降ったにもかかわらず、滑る心配はほぼない。
亀石と言う巨石の脇を通り抜け、
急登を登り切ると、
山頂である。
眼下には筑紫平野が広がる。
「休憩するか。」(私)
「おう。」(家内)
ベンチに腰掛け、とっておきの知覧茶を、
ズズズ
そしてアンマンを頬張る。
いと美味し。
帰りは、別コースで下山である。
え?
アンマンなんかどうだっていいから、サクラツツジはどうしたって?
そうそう、そうだった。
肝心のサクラツツジは・・・
イエーイ!!
久しぶりだぜ。
前日の雨の滴が、桜色の花弁を濡らす。
今が見頃と言っていいだろう。
何て、しとやかで可憐なんだろう。
おしとやかなツツジを撮る、おしとやかとはとても言えな・・・
いや、何でもない。
こちらは別の場所のサクラツツジ。
さっきの個体と比べ、ほんの少しだけピンク色が強く、花弁は小振りだ。
もしかしたら、クセンブツツジ?
どうだろう?
こちらは、また別のサクラツツジ。
こちらは最初のものと同じく、仄かな桜色である。
その他は、
ギンリョウソウや、
こんなのも。
もう少しで綻びそうである。
寒葵
葉っぱをめくってみると、
「あ、咲いてた。」(家内)
「相変わらず地味じゃな。」(私)
北限のサクラツツジ。
ここ数年タイミングが合わず、調べてみたら、2019年以来4年ぶりである。
ワーイ ヽ(^0^)ノ