酷暑を逃れ、こんな所にやって来た。

ギザギザ頭の根子岳の山裾。

いつもの南阿蘇野草園である。

ホタルブクロ

ヤマホトトギス

キスゲ

ヤツシロソウ

ウバユリ

クガイソウ

家内のお目当てのひとつ、ギンバイソウだが、
「まだ開いとらーん。」

そしてもう一つがこれだ。
「マヤランみっけ!」


ヒゴタイは咲き初め。

ヤブカンゾウ

クロアゲハ?

サカハチョウ?

シオカラトンボ♂

シオカラトンボ♀?

ハナシノブ
なんとか間に合ったようだ。

オオバギボウシ

アソノコギリソウ

ツリフネソウ

キツリフネ

トチバニンジン
ちょっと前の投稿で、阿蘇ジオパークガイドの方と知り合い、牧の戸まで一緒に下山した事を書いた。
色々と話して帰る道すがらに、教えて貰った所が高森にある。
この際だし、少し足を伸ばしてみることにした。

南阿蘇野草園から、車で15分程のところに、目指す看板が見えてきた。
その名も【日本一花の森】
適当に車を停めたら、オーナーと思われる男性が、こちらの方にやって来た。
「あの~、適当に見させて貰っていいですか?」
「ええ、どうぞ。よかったら案内しますよ。」
「いやいや、恐縮ですから。」とお断りするも、

「遠慮なさらずに。」と、すいすいと先に歩きだすオーナー。
こうなったら、ついていくしかあるまい。
目についた植物の前では歩みを止めて、一つ一つ丁寧に教えてくれる。

「ツチアケビです。実がなっとります。」
「あら、そうですね。」

ノハナショウブ群生地


オカトラノオ

「こいはベンケイソウ・・・じゃったかな。」
「ははあ。」

「あそこに、ツクシマツモトが一輪咲いてます。」
「あらほんとだ。」

キキョウも一輪だけ咲いていた。

オミナエシ

サワヒヨドリ
「実は私、植物より野鳥の方が得意でして・・・」(オーナー)
「あら、そうですか。今度、穴場ば教えて下さい。」(私)
またしても、お気に入りの場所が増えたようだ。