前回からの続き。
スズラン公園を出る頃は、すでにお昼時となっていた。
腹減った。
いつもだと、この地に来たなら、名物の高森田楽が定番である。
だが、今日の気分は違うのだ。
肉だ。
隣の赤牛をずっと見ていたから、
ではないが、
断然肉なのだ。
肉ったら、肉である。
次の目的地の直ぐ近くに、
「確か、あか牛のステーキば食わせる店があったやろ。」
とは言え、こんなご時世だ。
休業中の可能性だってあり得る。
ネットで調べてみると・・・
イエーイ、営業中だぜ。
30分程で、目指す店に到着だ。
店内は不自然な程、テーブルとテーブルの間隔が空けられていた。
流石に、色々と気を遣っているのね。
「なんにしましょう?」
「えーっとね。」
うどんに・・・
する訳なかろう。
「あか牛丼おまたせしましたー。」
ウヒヒヒ
これだよ、これ。
温泉玉子を潰してからの、
ミディアムレアに焼かれた肉に玉子を絡ませ、ご飯と共にリフトアップ。
あーーん
パク
なんと憎々しい、、、おっと、
美味しすぎて、変換間違えてしまったぜ。
もとい、
なんと肉々しい美味しさよ。
堪らん。
焼き加減もベストだ。
御馳走様でした。
店を出ると、目の前が目的地だ。
職員の方と、少し話しをする。
「盗採に悩まされとります。この掘り跡見てんですか。酷かでしょうが。」(職員)
「まったく・・・。」(私)
ほんなごつ、
不届き者どんば、どげんかせんといかん!
である。
園内には、画像に見えるワイヤーの他に、各所に電線が張られている。
猪や鹿の被害対策の為で、夜間は微電流が流されるとの事。
何なら、肝心要の部分には、超高電圧電流を流し、盗採する輩を真っ黒焦げに・・・・
いや、何でもない。
ホウチャクソウ
カノコソウ
ナルコユリ
フタリシズカ
ヤマハタザオ
おや?
ヒッツキムシだ。
金蘭?
蛙の卵かな?
蛙と言えば、うるさい程の蛙の鳴き声が聞こえてくる沼がある。
沼の畔には、沢山のイブキトラノオが揺れる。
そして、
これだ。
「あ、咲いてた。ワーイ!」(家内)
ハナシノブ
初見である。
熊本県と宮崎県にしか分布しないそうだ。
絶滅危惧IA類。
近い将来、絶滅してしまう可能性が、極めて高いと言う事である。
これ以上盗採されないよう、厳重なる保護をお願いしたい。
やっぱり、超高電圧電流を流して・・・
帰りには、スイッチバックで有名な立野駅へ立ち寄る。
熊本地震による被災からの駅舎復旧工事の最中だった。
さて、
この画像の中で、何か違和感を、お感じにならないだろうか?
ダンプやユンボなどの工事車両を、台車に乗せて作業現場に運んでいるのだ。
ドヒャーである。
ついでに、顔文字も付けておく。
Σ(゚Д゚ノ)ノ ドヒャー
鉄道の工事ってこうやるのね。
初めて知ったよ。
そんじゃそろそろ、柿の葉寿司でも買って、かーえろっと。