2月25日
初日にお世話になった民泊のご主人は、福江漁協が運営する【漁師食堂五島灘】の責任者でもある。
「明日は、東京からの団体予約が入っとるけん、食堂ば開けますよ。来られんですか。」(ご主人)
漁師食堂五島灘は、20名以上の予約があった時のみオープンする、超レアな食堂なのだ。
当然、通常であれば個人では入る事が出来ない。
「お金は2000円頂くけど・・・」
「勿論!そんじゃ遠慮なく。」
漁師食堂五島灘
世の中に、これほど魅惑的な飲食店名があろうか。
恐縮しながら玄関を開ける。
「お邪魔しまーす。」
食堂内は、団体客の準備で大童であった。
ヒラマサのお造り。
ウヒャー!
真鯛のお造り。
すげえ!
食事は、バイキング形式(2000円)となっている。
刺身を含め、上記メニューが食い放題って訳だ。
団体客が入ってきた。
私等はちゃっかりと団体客に紛れ込み……
というと、どこか非合法の匂いがするが、ちゃんと責任者のお墨付きなのは、ここで強調しておきたい。
トレイに乗せられた料理の数々。
どれもこれも旨そうだ。
ヒラマサのアラ汁。
悶絶するほど旨い。
キビナゴのいりやき。
味付けは醤油や味醂などの調味料のみ。
昆布その他の出汁は、一切入っていないそうだ。
それなのに、キビナゴから出る上質の旨味により、香り高き風合いを醸し出している。
これぞ、漁師料理。
絶品!!
んじゃ、刺身をば。
先ずはヒラマサから。
ハム
キビナゴも。
クーー
堪んねえぜ!!
夫婦して、腹がはち切れるほど食いまくったのは、言うまでもない。