おやすみなさいおつきさま マーガレット・ワイズ・ブラウン (著), クレメント・ハード (イラスト), せた ていじ (翻訳)
これは寝る前に読む絵本
わたしはとても寝つきが悪い、ほっといたらエンドレスで起きているくらいだ。(^^;
でも、寝ないと朝が来て容赦なく次の日が始まってしまうので、自分をなんとか寝かしつけようといっしょうけんめいになる。
それには寝床を好みの状態に整え、必要なら湿布を貼ってやり、サポーターも巻いてやり、香を焚き、絵本を読んでやる、わたしはとても世話が焼けるのだ。
この絵本には教訓も説教臭いところもない。 ただぼんやりと眠い感じで、催眠術にかかるようにだんだん眠くなるような気がする。
灯りを落として読んでも、目が悪くなるほど文字は多くないし、すてきな緑色のお部屋にある色々な物をながめるのも楽しい。
もちろん本当のちいさなお子さんにもおすすめの一冊。
ところで、初版はアメリカで1947年、それを考えると子供部屋に電話があることには驚く。
●後日補足 『おやすみなさいおつきさま』ができるまでだと、お話+この絵本ができるまでの解説がついています、わたしが持っているのはこちらのほうです。