Miquette’s assortment

みけこの詰め合わせ

ああ梅焼

2006-01-30 | いろいろ
1月も終わろうという今ごろになって、おせち料理の話になってしまうけれど・・・
わたしは色々な料理の中でも伊達巻を作るのは好きで、卵と海老からわざわざ鬼簾まで持っているのだが、近頃の年末はは床磨きだけでヘトヘトで、もっぱら生協に注文している。 でも、ちょっとみりんが過剰でベタベタしているので、今年は「薄味」と書かれているのを選んでみた。 結果は、なんだか伊達巻じゃないような味だった。 でも嫌いじゃない・・・この味は知っている味、とても懐かしい味。
そして、ある言葉がひらめいた、う・め・や・き!

うめやき=梅焼とは、梅を焼いたものでもなければ、梅が入っているわけでもない。 卵を主体として魚のすり身を加えて焼いたもの、つまりは厚焼きかまぼこで、梅の形をしているのだ。
梅焼、厚焼き、そして半寺というのもある、ああなんて懐かしい響き。 子どものころにはかまぼこ屋さんで、おやつに買ってもらったものだ。 でも現在、近所では全く見かけない、関西オンリーのものなのだろうか。

大きくなるにつれて忘れてしまっていたけれど、梅焼味の伊達巻のせいで、がぜん梅焼を食べたくなった。 (このさい正統派の伊達巻はどうでもいい)
生協からやってきた梅焼味の伊達巻を作っているのは伏見食品、京都かと思ったら新潟だった。 サイトは見つけたものの、伊達巻は年末限定商品だ。 他には岸和田市の別寅とか。
インターネットをもっと探し回れば御取り寄せできるかもしれないけれど、安いものだし、そんな大げさにではなくて、近所のかまぼこ屋さんで気軽に買いたいんだけどなぁ。

関西の食べ物がかなり広まってきているこのご時世だが、まだまだやってきていないものも多い。 梅焼の他にも、例えば紅しょうがの天ぷらとか。 広まっていないものには、あまり高価なものではないものが多いかも。
ぜひ、やって来てほしい、梅焼カモ~ン!

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