日 時 :2016年3月30日(水曜日) 晴れ
場 所 :移ヶ岳(994.5M)うつしがだけ & カタクリの里・水芭蕉みずばしょう
◆ 移ヶ岳 ◆ 別名:美しが岳うつくしがだけ 994.5M 福島県田村市船引町北鹿又
パーティ:二名
移 ヶ 岳 :またの名を美しが岳と言うだけに、山麓から眺める姿は その名にふさわしく端正な山容をしている。旧い石切り出し用の道路を登るので 広い道は歩き易く、家族連れや初心者の山登りには最適な里山である。
コースとタイム(山行形態:駐車場からの周回)
瑞峰平ずいほうだいら[移ヶ岳登山口駐車場](10:15)→ 西側登山口 → 移ヶ岳神社(10:20~10:25)→ 移ヶ岳(11:05~11:30 コーヒータイム)→ 東側登山口(12:00)→ 瑞峰平[駐車場](12:10)
当日の移ヶ岳案内図(赤破線が辿った道) 活動時間 1:55 活動距離 7.27km 標高差 297m
スタート地点の瑞峰平 駐車場(更に奥まで広く 公衆トイレ有り:冬期閉鎖中)
駐車場から霞んで見えた安達太良連邦
西側登山口前に建つ登山者への注意書きと登山案内板
カラマツ並木の広々とした舗装道
移ヶ岳神社に立寄り登山の安全祈願
山頂直下まで続く広い林道
いよいよ登山道らしい細い道へと変わる
短いがロープ設置の急な登り坂
北斜面の登山道に残る残雪
山頂手前の下山ルートとの分岐点
大パノラマの広がる移ヶ岳山頂
山頂から望む桧山ひやま992㍍(左手)と大滝根山おおたきねやま1192㍍(右手)
山頂から望む日山ひやま1057㍍
どこから見ても目立つ常盤鎌倉岳ときわかまくらだけ967㍍
切れ落ちる山頂西側の採石場跡地
山頂北側は痩せ尾根で ロープ設置の急斜面
痩せ尾根西側から見た移ヶ岳山頂
雑木林に囲まれた下り易い土塁の道
全ての分岐点に案内板が設置されていました
落葉が敷詰められた林道の下り
養魚場跡地と思われる池が幾つか残る東側登山口
見頃を迎えたマンサクの花
登山口の駐車場へと続く広い舗装道
来た道(片道:107㎞)
自宅発(7:50)→国道4→国見IC 東北自動車道→二本松IC→国道459→国道349→市道→移ヶ岳登山口駐車場(10:00) 時間には途中休憩1回とコンビニ買い出し含む
当日の様子
公園となっている瑞峰平の駐車場は広く、安達太良山も見える展望の良い丘でした。西側登山口から時計回りに緩やかな坂道を登って行くと、直ぐ先に移ヶ岳神社は有りました。神社からも山頂近くまでは広い林道が続き、やがて標識に従い左手の細い尾根道へと変わります。ロープ設置の急登を登り切り、岩場が多くなると間もなく 移ヶ岳山頂へと飛び出します。山頂は方位盤に三角点標石が設置された岩上で、遮るものの無い大パノラマが広がります。展望を楽しみながらの 暖かなコーヒータイムは至福のひと時です。下りは山頂から北側を回り東へと続く痩せ尾根を辿り、雑木林の尾根を下れば林道へと合流、やがて東側の登山口を経て登山口の駐車場へと戻りました。14年振りの移ヶ岳は遠い記憶の中、駐車場も変わり 始めて登る山の様でした。
◆ カタクリの里/三春町 ◆ 住所:福島県田村郡三春町大字山田字宮田地内
山の斜面にある約1haの群生地に、次々と紫色のかわいらしいが咲きます。地元住民によるカタクリ愛好会が遊歩道や駐車場の整備、立ち木を切ったり草をかったりなどしてカタクリを守る活動をし、カタクリ祭り期間中はカタクリ愛好会のみなさんによるおもてなしも有ります。駐車場はありますが、大型車は通行できません。
山田地区のカタクリの里標識
奇麗に整備されたカタクリ群生地園内
◇ 咲き始めたばかりのカタクリの花達
カタクリ(片栗):ユリ科カタクリ属の多年草。典型的なスプリング・エフェメラルの植物である。
◇ 他に出逢った花達
アズマイチゲ(東一華):キンポウゲ科イチリンソウ属、早春の精と呼ぶのにふさわしい春一番の野草のひとつ。
キクザキイチゲ(菊咲一華):キンポウゲ科イチリンソウ属、キクザキイチリンソウの別名があります。
◆ カタクリの里/西田町 ◆ 住所:福島県郡山市西田町 梅の里
郡山市西田町の日枝神社裏に立つ樹齢500年のエドヒガン。山王信仰に基づく日枝神社は「山王さま」と親しまれ、そこから「山王桜」と命名された。桜の周辺はカタクリの群生地で、サクラとカタクリ両方が楽しめる。
山王桜・カタクリ草群生地の案内標識
◇ 見頃を迎えたカタクリの花々
カタクリ(片栗):山地の林の中に生息する多年草。花言葉は「 謙遜、尊重される 」。
◇ 他に出逢った花
エゾエンゴサク(蝦夷延胡索):ケシ科キケマン属 。スプリングエフェメラルで、落葉樹林下の野草を代表する。
◆ 水芭蕉と座禅草 ◆ 住所:福島県田村郡三春町字新町258
江戸時代の三春藩主秋田家の祈願寺で、真言宗の寺。本堂脇の古四王堂は正徳年間に再建されたもので、その裏の沢にミズバショウ約500株が群生しています。低地では珍しく境内裏手の山すそにミズバショウの小群落(小さな花園)が有り、桜が花咲く直前の三春を可憐な白い花が彩ります。
みずばしょうの寺 真照寺本堂
◇ 真照寺境内裏手の山裾で出逢った花達
リュウキンカ(立金花):キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。沼地や湿地に生息する。
ザゼンソウ(座禅草): サトイモ科ザゼンソウ属の多年草。花を囲む 仏炎苞が暗紅色をしている。
ミズバショウ(水芭蕉): サトイモ科ミズバショウ属の多年草。葉の形が芭蕉(バショウ)に似ている。
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