日 時 :2013年4月25日(木曜日) 晴れ
場 所 :熊鷹山(1168.6M)くまたかやま 栃木県佐野市小戸こと川登山口
登山口へのアプローチ 林道小戸線は6㌔あり、最初のうちは走りやすいものの、間もなく長~い長~い悪路の連続でした。
パーティ:二名
コースとタイム(山行形態:登山口から周回)
小戸川登山口駐車場(9:10)→丸岩岳まるいわだけ分岐(9:45)→夫婦杉(10:10)→熊鷹山(11:15~11:40)→丸岩岳(12:25~12:40)→奈良部ならぶ山分岐(12:50)→いちろう新道→丸岩岳分岐(13:35)→登山口駐車場(14:00)
林道小戸線の小戸川登山口
沢沿いの崖上に咲くトウゴクミツバツツジ
沢沿いに作られたマイナスイオン一杯の登山道
大きな杉の立ち並ぶ登山道
沢沿いに続くワサビ栽培の棚田
主稜線につながるトラバースの道
展望台の有る熊鷹山々頂
山頂展望台より望む雲に隠れた日光表連山
山頂展望台より望む日光白根山
御目当てのアカヤシオが咲いていました(丸岩岳に続く主稜線)
丸岩岳山頂風景
丸岩岳からの下山コース いちろう新道
沢手前の木の根が綺麗な いちろう新道尾根
◆当日出逢った印象的な花々◆
可愛く綺麗なアカヤシオ
ムラサキケマン・ムシカリ(オオカメノキ)・フタバアオイ・ハルトラノオ
ハナネコノメソウ・トウゴクミツバツツジ・コガネネコノメソウ・キブシ
エイザンスミレ・ワチガイソウ
◆アカヤシオ◆ 別名:アカギツツジでアケボノツツジの変種、福島県から兵庫県に分布している(アケボノツツジは近畿以西に多い)。花は淡い紅色で枝先に1輪つける。
当日の熊鷹山案内図
当日の様子
東北自動車道上り線も北関東に入った途端、青空が広がっていました。今回はアカヤシオの花に一足早く逢いたくて、栃木県々南の熊鷹山にやって来ました、栃木県の県花としても選ばれたアカヤシオは五月に入ると確実に花を楽しむ事が出来ます。旗川の支流、小戸沢沿いをいくつもの小滝とワサビ畑、そして春の花々を愛でながらのんびりと登って行きます。やがてガレ場の急な登りに汗が噴き出します、笹原の雑木林に変わると間もなく稜線です。山頂はそこそこの広さに360度の眺望、南側は霞んで良く見えませんが、北側は綺麗に見えています。男体山なんたいさん・白根山・皇海山すかいさん・袈裟丸山けさまるやま・赤城山あかぎやま・浅間山あさまやまと実に素晴しい、充分に展望を楽しんだ後下山は丸岩岳から いちろう新道を辿りました。あきらめ掛けていたアカヤシオは主稜線上で出逢う事が出来ました、予想以上の花々に出逢え楽しく 満足のいく山歩きとなりました。
当日出逢った花々:モミジイチゴ・ヒトツバテンナンショウ・トウゴクサバノオ・コチャルメルソウ・フタバアオイ・ハルトラノオ・ムラサキケマン・エイザンスミレ・ヒトツバエゾスミレ・タチツボスミレ・ニリンソウ・ワチガイソウ・ミヤマキケマン・ジロボウエンゴサク・ハナネコノメソウ・コガネネコノメソウ・ニッコウネコノメソウ・アカヤシオ・ムシカリ・ヒメエンゴサク・ヤマブキ・トウゴクミツバツツジ・キブシ・ミヤマハコベ
往時(片道272㎞)
自宅発(4:40)→国道4→国見IC 東北自動車道→栃木IC→県道32→国道293→県道200→県道345→県道201→林道小戸線→小戸川登山口駐車場(8:50) 時間は途中休憩1回とコンビニ買出しに朝食を含む
◆過去の情報(同名の熊鷹山)◆
四年ほど前、宮城県の熊鷹山450㍍を訪ねた記録が残っていました。白石の戸沢地区の里山で冬に訪ねています。特徴も無く展望も無く ピークハントが目的の山でした。
うらやましい限りです。
植物図鑑を見る思いで楽しませて頂いています。
魅せて頂きました。