諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

フィリピンの広告屋

2011年07月20日 08時33分06秒 | つぶやき
アイスクリームの行商、これは手書きの看板なのだろうが、これより遥かに安い印刷ターポリンが今は主流であろう。


昨日、従業員募集の貼紙をするのに、店から10分程の場所にある広告業者のところに行って来た。ここには店の開店の頃からお世話になっており、普段でも安すぎると思われるこの手のターポリンだが、更に値引きをしてくれるこの業者、看板のデザインや、スティッカーの作成、取り付けまで行うかなり手広い商売のようだ。


フィリピンの広告屋


写真にもあるが、サイズがA-3の物を2枚依頼したのだが、これで何と69ペソ、2枚で140円ちょっとの値段・・・・・家のプリンターで印刷するよりランニング・コストは安上がりだろう。それにしてもこの手のターポリンはフィリピンでは良く見かける電気のつく『行灯看板』であるが、大半はこれが使用される。

アクリル板を使った物もあるが、これは高価すぎて一般的にはあまり需要が無いようである。ただ,こちらの看板設置業者は中の電球の交換のことを考えていない傾向がある。蛍光灯が切れたら看板ごとバラして再度組み立てなければならない。この効率の悪さ・・・・・しかし私が思うにわざとメンテナンスや電灯交換の仕事にありつこうとそうした構造にしているのではないかと考える。

何れにせよ、人件費の安さもあろうが、日本の看板屋さんの値段の何分の一に値段なのだろう・・・・・・それで個人の誕生日などにもこの手のターポリンを使う場合が多いと言うこと納得した次第である。因みにフォトチャンネルに出てくる大型のプリンターの価格は約300万円程だそうであるが、考え方によってはグレードのある程度高い車一台分の値段であるが、まあ使い道によってはこちらの方が金を稼ぐだろう。