フィリピンと言うと台風のメッカであるが、今回も甚大な被害を齎した台風ファニン、マニラ方面は避けて若干北上したようだが、かなりの雨を齎した。
しかし台風だからと言って、仕入れを休む訳には行かないので、市場に仕入れに行って来た。価格がやはり高騰する。台風による漁の少なさと、交通に支障をきたすと言うことが原因なのだろう。
明らかに便乗の値上げも考えられるが、こうした流通の価格調整は何処の国でも存在するのだろうが、昨日まで安かった物が今日は高騰する。一日で裁ききれない物が翌日に出てくることもあろう。台風が発生すると翌日には台風による便乗値上げ、まあ判らないでもないがその辺りの取って付けたような価格、利益の計算はしているのだろうかとさえ疑ってしまう。
いつぞや知人に聞いたことがある。露店で販売している果物などは残ったらどうするのかと。やはり古くなった物はさすがに売れないらしく、破棄するのだそうであるが、そのロスは計算に入っているのだろうか・・・・。だが我々消費者は我関せずというところだろう。
しかしこのロンガニサ(フィリピン腸詰めソーセージ)、うちでも定食として扱っているが、このような加工品はさすがに、台風の影響は無いのか価格は安定していた。因みに仕入れの目的は刺身用のアオリイカに生マグロ、塩焼き用の特大ブラックタイガー海老であった。
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