諸行無常の響きあり

フィリピンの小さな焼き鳥居酒屋の親父のつぶやき

いいことなのか・・・

2011年10月11日 08時44分48秒 | つぶやき


中吉の目の前に出来た同業者の店、同じように外にテントを張り出し、同じようにテーブルを並べている。
当店『中吉』と全く同じような姿である。

以前この店の隣で営業していたのだが、他店にはどういう風に映っていたのかうちの店は・・・。
いずれにしても、真似をされると言うことはいいことなのだろう。



すぐ隣で営業しているフィリピンラーメンのマミーを売る片腕が無い店主曰く『出来た店なんて何のその、喜んで迎え撃ってやる』とのたまっていた。
そりゃそうだ、彼は家賃も何も無い路上で屋台を出しているし、味がいいのかトライシクルドライバーが次々と訪れる。

最近BFホームス店の『蛍』にかかりっきりだったので、こちらの店の変化には気付かなかったが、地元の家族連れや新規客も増えている。
私が居る方に日本人客が集まる傾向があるが、フィリピン人の手によるフィリピン人の商売、元来はそれが目標である。

そうした意味ではこのベルダン店、日本風の食べ物がある意味定着してきたと言うことなのだろう。
女性二人で営業する現在、このまま継続してくれれば目的は達成と言うことになるのか・・・。
それにしても、やはりオープンエアーの『中吉』、ヒューマンウオッチングも偶にはしなくては・・・・




通常営業

2011年10月07日 08時32分39秒 | つぶやき




通常営業を始めたが、始めから何もかも準備するのは大変だな。
大まかな仕事はすぐ終わる、やはり細かい仕事が残る。

飲食店は器から鍋釜完全に揃えるまでは手間がかかる。
フィリピンで日本風の器を探すのはここ最近容易になってきているが、
如何せん鍋釜の品質は地元のデパートなどで買う物は家庭用ですぐ使い物にならなくなる。


最近は韓国人経営の食器屋や業務店専用の店もあるが、価格がやはり高価である。
そういう高価な道具を平気で揃えて、開店する店も多いが、それが客が入らずすぐ閉める店も多い。
やはり中身より見たくれから入るのか・・・・。


と言ってもまだ仕事が沢山残っているが・・・・・・(汗)

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フィリピン スタンダード

2011年10月04日 09時48分30秒 | つぶやき
メニューをプリントすべく原稿は完成した。しかしここフィリピンではドイツ発祥の
企画サイズISO 216、例えばA-4などいう企画の紙は一般的ではない。

一般的にはこちらではアメリカで使用されているリーガルサイズと呼ばれているそれとは又違い
チリやメキシコなどで使用されている違うサイズのインチが基準のリーガルサイズなのだそうである。

しかしプリンター自体はISO 216の世界基準が中心で設計されている為にフィリピン
の紙のサイズに合わせて手動で設定するしかない。

大概はA-4サイズなどを基準にしてメニューなどを作っている私であるが、このA-4サイズの
紙を買うには大きな書店や学用品売り場で探すしかない。

近所のサリサリストアではオムツ一枚から買えるほど物品は充実しているが、こと企画サイズが
世界と足並みが揃っていないフィリピンではこんな些細なことが障害となる。



しかしこの寸法の基準は紙だけとは限らない。今回店の工事に関わり木材や釘などをかなり
買い求めたが、釘の長さはインチで、しかもスペイン語で言わなければならない。

例えば1インチの釘はウノ、1インチ半はウノ・イメジャーという言い方である。しかしこれが
今度は角材となるとフィートを使うことになる。例えば2インチ×2インチの角材の長さ、
これがフィートで表現される為にドスフォードス・バイ8フィートと言う表現になる。

コンパネ材は平方フィートのサイズ、しかも種類は2種類あり、所謂コンパネ材はプラィウッド、
中心に薄い板がサンドされている物はプラィボードと言う。



しかもこれも又種類があり、オリジナリーと呼ばれる価格の安い物と、クラスAという若干
価格の高いものがある。もちろん私はオリジナリーを多用したが(笑)

この他に水道のPVCパイプの長さ、直径はこれまたフィートとインチの混合、なんとも不思議な
表示の仕方であるが、ある意味これはフィリピン独特の表し方で他の国の人には通用しないだろう。

日本から持ち込んだメジャーを使っていたら、それには日本の尺寸が刻んであるが、それを使った
こちらの作業員はインチと勘違いして一寸は1インチのつもりで計測して、それでも仕事が進んで
いる辺りがこれまたフィリピンらしいところでもあったが(笑)

いずれにせよCm表示は皆無に近い状況のフィリピン、紙のサイズは特別、やはりここの国は
世界の基準とは蚊帳の外なのかな・・・店の工事に伴う仕事そのものの違いを今更ながらに感じた。

さてA-4の紙を買いに行ってこなければ・・・・。










ソフトオープン

2011年10月02日 07時48分43秒 | つぶやき

都合のいい言葉があるものだ・・・・。
ソフトオープン、これも一つのフィリピンでのスタイルなのか・・・。
完成しない、でも何とか営業できる、私はここの国でいつも思うのは、家にしても
店にしても完全に完成していない状態でもオープンしてしまう。

私自身も人のことは言えないが・・・・(笑)
店を建設中に資金が足りなくなったり、何かの障害で中座してしまうと言うケースは
間々あるようである。


まあ商売をする側としてはソフトオープン、プレオープン、グランドオープンとその都度
何やかやの理由をつけてお客さんを引っ張ろうとする。

それも一つの商法であろうが、私の場合、家賃が発生する今月の初めに焦点を合わせた。
ここの国の店舗借りの一つの特徴として、店を借りる契約をする際に改装をする期間を貰える。

その間は家賃が発生しないのも特徴であるが、普通は到底その期間中に工事が終わるのは珍しい。
私の場合もまだ完成には程遠いが、これは速くオープンすれば売り上げがある、
所謂、欲と二人ということになるのだろうか(爆)

もっとも完成するまで待ってオープンすると言うことになると、人間怠ける癖がつく。
私は自分自身を知っているので明日だ明日だという風にどんどん伸びていく(笑)



さて本日のソフトオープンに向けて、店に行くことにする。
本日お見えになる方々、粗探し禁止です(笑)
皆様お世話になります。