これはJAえひめ南・マルエムフルーツアイランドのものです。
和製グレープフルーツ、と言われているそうですが、
食べてみるとまさにピッタリ。
とってもみずみずしく、品の良い酸味と軽やかな甘み、
ほのかな苦味が爽やかさを奏でる、
私的にストライクな香り高いフルーツです。
河内晩柑(かわちばんかん)と呼ばれるフルーツと同じで、
美生柑という別名は産地の愛南町の前身のひとつ、
御荘町(みしょうちょう)が由来とのこと。
昭和47年第1回NHK日本農業賞の栄に輝いた産地だと書いてあります。
このJAえひめ南・マルエムフルーツアイランドさんの住所は、
愛媛県宇和郡愛南町御荘平山、とありますので、
まさに由来の町で採れた貴婦人の果実。
栞の裏に
「マーク・名前に類似品が出回ることがあります。よくお確かめ下さい。」
などと書いてあるのですが、
市町村合併に伴い、御荘町から愛南町へ変わると、
愛南町で採れるものは愛南ゴールド、
という総称になったとありました。
賞を取った産地というブランドが薄まる危機のなかで、
御荘町由来の美生柑という名前をつけることで
かつての御荘町の人々は誇りを持って作っているように思いました。
有機肥料、魚肥(かつお荒かす)、カニガラ等で土作りし
丹精込めて大切に育てたもの。
どれだけ愛情をかけたかは食べてみるとわかります。
これは花見川のスーパーで袋売りしてたもので、
小さく、見た目もキレイとは言えないものも入っています。
でも、どれひとつとしてハズレはありませんでした。
いわゆる高級品としてのフルーツではありません。
高級店にデビューできなかったけど、
どの子も大切に育てた子供たち、という感じでした。
あまりにも美味しくて、あっという間に無くなったので、
近くのスーパーに置いて無いかなーと探しましたが、
どこにも置いてません
結局、土曜日に花見川まで行って、再度購入してきましたー
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