時の栞

何を見て、何を思い、どう表現したのか。
私の欠片であるコトバで綴った、私自身の栞です。

カエルがヘビを食べてるー!!

2009-07-12 00:03:21 | ナニゲな日々
Ananova:Prey turns predator  カエルに喰われるヘビ

うひゃー、ヒキガエルがヘビを食べてるーっ

撮影されたのは中国の四川省・都江堰(とこうえん)市にある景勝地・青城山(せいじょうさん)公園。

旅行者が撮影したもので、5分ほどで食べちゃったらしい。

絶体絶命の立場に追い詰められれば、力をふりしぼって反撃する、ということを、窮鼠猫をかむ(きゅうそネコをかむ)と言いますが、この場合は「窮蛙蛇をかむ」って言うんでしょうかねー。


*青城山というのは中国三大宗教(儒教・仏教・道教)の一つである道教の発祥の地のひとつであり、道教関係の文化、建築物が集中し、2000年に世界遺産(文化遺産)に登録された場所です。



こちらは日本。



ヘビとカエルが至近距離で見つめあってるこの写真は、2007年11月に上野動物園で3センチほどのマダラヤドクガエルと、体長140センチのエメラルドツリーボアというヘビが、1m四方の展示室で同居実験をしたときのものです。


結果として、ヘビはカエルと見つめあっても全くの無反応だし、カエルもヘビの上ではねていたそうです。

園長は日本で生まれ育ったヘビでも、黒に緑のは毒があるカエルだと本能が知らせてるため捕食しないんじゃないかと言ってました。

だけど、カエルが平気ではね回るってのは自分が毒をもったカエルだと自覚してるからなんでしょうか?

でも毒を持ってるったって、それを知らない相手なら襲われて食べられちゃうかもしれないから、はねて遊んでられないし。

相手が襲ってこないことがわかって安心してるのかもですね。

ま、このカエルは動物園の餌を食べてるから毒はもう無くなってるそうですけどね。


他にもアルゼンチンの沖合いでケルプカモメがクジラの天敵となっていることをBBCが伝えています。こちら




カモメはクジラの背中に穴を開けて脂肪分を食べちゃうらしく、この地域では7割ものクジラが攻撃されているそうです。

海に潜ればいいんじゃん?って思ったけど、クジラの大きさからしたら、この位の傷だと気づかないのかもしれないですね。

このケルプカモメ、クジラの脂肪分という新しい餌をみつけたから、かなり増えているそうです。

こういうことが起きると食物連鎖の乱れが心配だし、有害化学物質が食物連鎖により濃縮され、頂点にいるクジラやトド、海鳥などの体脂肪中から高濃度に見いだされているので、もしかしたら、このことは自然環境全体へ重大な影響を与えることがあるかもしれないですね。



天敵だったものでも互いの生まれ育った環境によって天敵ではなくなってしまったり、これまで天敵ではなかったものが、何かのきっかけで天敵になってしまう。

それだけに、あまり人間がかかわってはいけない領域だという気がします。


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2 コメント

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Unknown (タギの日記)
2009-07-12 12:07:42
地球温暖化による生態系がだいぶ崩れていますね。

海外からの生き物が日本にはいったり、えさがないから新たなえさを求める。

これによりかなり生態系が崩れてしまう!!

人はその先端を走っているわけで・・・

反省。

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環境問題 (凛ママ)
2009-07-13 23:17:53
以前、桜井よしこさんのブログを見たとき、地球温暖化は科学的検証がされていないという記事を読み、何冊かそういった本を読んでみたのですが、どうもCO2とは関係なさそうなんですよね。

というか、そうすることで利益を得る人たちがCO2が原因だと言ってるというか。

生態系の乱れの原因にしてもいくつかありますが、いずれにしても人間が関わっているからこそ起きている問題です。

ですが、エコという言葉は便利な言葉だそうで、そこにつけこむ人たちに騙されないようにしなければならないと思ってます。
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