時の栞

何を見て、何を思い、どう表現したのか。
私の欠片であるコトバで綴った、私自身の栞です。

ふうん…世襲を批判しながら世襲議員が…へぇ。。

2009-05-14 12:31:25 | ナニゲな日々
うむぅ…民主党には呆れてしまいました。

代表選の日程を決める衆参両院議員総会でのやりとりにしても、馬渕議員、蓮舫議員、小宮山議員などの、国民の声を聞いてからという声を押しつぶし、常日頃、自民党への批判の対象でもあった強行採決のような様相。
私と同じように唖然とした、あるいは党執行部の姿勢に疑問を感じた党員もいたんじゃないでしょうか。
結局、押し切られた形で16日に決定したけれど、代表選候補者も今のところ鳩山由紀夫幹事長と岡田克也副代表のみ。

これってどうなの?
自民党の総裁選のように雨後の筍のごとくとまではいかなくても、もう少し候補者が出るものだと思ってました。
こうなると小沢氏の顔色を伺ってのことなんじゃないかって気もします。

民主党ってやっぱ“自由”は無いんだろうか??
それでなくても民主党の方々の数々の発言を聞くと、私たちの大切な“自由”までも制限されそうで、怖い気がします。


民主党と言えば、安倍氏や福田氏が短期で辞任したことに対して、政権を投げ出したのは甘アマの世襲議員だからみたいな短絡的なこと言ってましたよね?
政権公約でも、同一選挙区から3親等内の世襲を制限するとかなんとか。

で?
そう公約する政党の代表になるかもしれない人が、自民党に勝てば総理となるであろう人が批判対象である“世襲”の議員だなんて、ちゃんちゃらおかしくてオヘソからゲップが出ちゃいます。

その鳩山氏は、4月26日から愛媛県に入り、愛媛4区では“世襲”の立候補予定者を応援する一方で、愛媛1区の新人候補者のところでは、自民党の候補予定者が世襲の塩崎泰久氏だからでしょうね。
なんとお恥ずかしいことか、堂々と“世襲”を批判する始末。
こういうのを二枚舌とかダブルスタンダードって言うんじゃなかったかしらん?

そのあとの愛媛3区では対抗が世襲じゃないから批判も出来ず、自らを貶めかねない世襲批判はしなかった気がしますが、愛媛2区なら相手が“世襲”ですから嬉々として批判をしたんじゃないでしょうか。

代表選で民主党代表に選ばれたら、いまいちど“世襲”制限について考えたほうが良いと思います。
それがたとえ“世襲”であったとしても“職業選択の自由”を奪いかねないですからねぇ。

祖父の鳩山一郎元首相の代から大切に受け継いできたという「友愛精神」をお持ちだと言う割には、毎度毎度口を極めて何でも批判ばかりしているというのは、どうかと思います。


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