このたび奥会津書房より「漆と編み組の源流」-荒屋敷遺跡発掘秘話ーが発行されました。
平成21年11月に開催された「三島を学ぶ」という講座の内容を書き起こしたものですが、昭和60年に行われた
荒屋敷遺跡発掘の様子や出土品、携わった方たちの思いが伝わり、とても興味深い内容です。
興味のある方はからんころんに本がありますので、ご覧下さい。
この荒屋敷遺跡からは、三島町の編み組工芸品の原点ともいえる漆塗りの糸玉や編物が出土しているのです。
現在、交流センター山びこで開催中の「荒屋敷遺跡展~現代アートいらはらみつみ展~」では、荒屋敷遺跡から出土
した縄文時代の編み組細工や漆がつかわれた工芸品、土器などの一部が展示されています。
紹介の本と合わせてこの機会にぜひ実物を観に行ってみてはいかがでしょうか。
企画展は来月、12月16日(日)まで。
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