病院周囲の線量

東日本大震災からちょうど１年たったので、毎日測定していた病院周囲と屋内の放射線量測定結果をまとめてみた。

３月１２日午後３時３６分に福島第一原子力発電所1<wbr></wbr>号機が水素爆発し、１４日に３号機、１５日に２号機、４号機と爆発が起こった。

そこで、病院の周囲の放射線量を測定するように院長から指示があり測定を３月１５日より開始した。当初は１２０kmくらい離れているので影響はないと思っていたが測定結果にびっくりした。

２０１１年３月１５日

　　　　　　　　　９時　　　　　　　１２時　　　　　　　１６時　

外　　　　　0.061　　　　　　　0.212　　　　　　　0.182

屋内　　　　0.065　　　　　　　0.091　　　　　　　0.099

 

 

２０１１年３月１６日

　　　　　　　　　９時　　　　　　　１２時　　　　　　　１６時　

外　　　　　0.703　　　　　　　0.873　　　　　　　0.671

屋内　　　　0.132　　　　　　　0.135　　　　　　　0.114

地上　　　　1.403　　　　　　　1.783　　　　　　　1.623

 

２０１１年３月１７日

　　　　　　　　　９時　　　　　　　１２時　　　　　　　１６時　

外　　　　　0.704　　　　　　　0.712　　　　　　　0.633

屋内　　　　0.144　　　　　　　0.128　　　　　　　0.106

地上　　　　1.454　　　　　　　1.480　　　　　　　1.428

 

１６日になってから高くなっていることがわかる。

当院では１年に２度、漏洩線量測定の義務があるため、線量の測定を行っている。過去に線量が0.050μsv/hくらいで誤差範囲内でも0.070μsv/hを超えたことはない。

１年経って現在は１日１回の測定で９時に測定している。

２０１２年３月８日

　　　　　　　　　９時　

外　　　　　0.094

屋内　　　　0.072

地上　　　　0.114

 

測定方法は測定開始から次のようにしている。

外、屋内は高さ１m北向きに水平方向

地上は高さ10cm下向きに垂直方向

 

全データのグラフ