11月に入り、中小でブラックな我が社も、にわかに忙しくなってきた。
このブログは普段は、土日に原稿用紙10枚くらいを、せっせせっせと書きだめて、それを営業の移動の合間にピコピコピコピコ打ち込んでいるのだが、11月に入り、打ち込む余裕がないほどに我が社にとっては大切な最後の追い込みの時期になってきた。
その予兆は実は先週から感じていた。
総務の、べー太郎が朝一番で営業班にヒョロっと入ってきたのは、先週の火曜の事だった。
『申し訳ありませんが、緊急に会議がありますので、よろしくお願いいたします。』
べー太郎がこういう時は、ろくなことはない。
私はお客さんとのアポを理由に逃げようと思ったが寸前で止めた。
何故か、この会議は出なくてはいけない。
そんな勘が働いたのだ。
そして朝イチの会議は、お偉いさんを含め、少し重苦しい雰囲気で始まった。
内容を簡単に言うと、我が社は経営が苦しく、営業班の社員の奮起を促す決起集会であり、朝から緊張感に包まれた集まりだった。私は朝から疲労でグッタリとした。