7月も未だ15日だというのに、この暑さには参ってしまいます。
連日の猛暑に、雨も降らずギンギンの太陽が照り付けて植物達も元気ありません。
朝晩の水遣り、寒冷紗をかけて少しでも光りを遮ったりと工夫はしています。
家の東側は朝しか太陽が当たらないので、日影においておきたい植物はそこへ移動し
ました。午後になると庭が建物の影になって西日も避けられます。
そんな条件の中でけなげに咲いてくれた花達をアップします。
何日分かを纏めました。
アポイキキョウ 北海道アポイ岳に見られます。草丈が低く大きな花を咲かせます。
占守島ノコギリソウ 北海道北千島列島に咲きます
マルバシャジン
ウンナンショウマ 中国雲南省に咲く花です。
ヒメイワタバコ 関西地方に自生していたと言われています
ヒロハトラノオ 日本の亜高山帯に咲きます
ヒメハマトラノオ 紀州半島から四国の海岸に掛けて自生しています
ツクシカラマツ 九州筑紫地方に咲きます
キバナヤマオダマキ 20数年前、八ヶ岳で採取してきた種から育てて毎年
花が咲くようになりました。今年も5月頃から次々咲いてきて
これが最後の花です。
庭の隅に手入れの行き届いていない松の木と、20数年前に植えた柿の木がありました。
柿の木は実が全くなりません。松の木も年々高くなって枝を切るにも手も届かなくなってしまいました。柿の木も秋になると落ち葉でお隣の庭まで迷惑を掛けるようになってしまいました。
そこで6月頃、植木屋さんに頼んで根元から切ってもらいました。
その時の植木屋さんを見ていたら、
今まで家の守り本尊であった松の木を切ると言うことは
”命あるものを切らせてもらう”ということであって、簡単な儀式をしました。お盆にお皿三枚を載せた其々の中に、お神酒・塩・お米を入れて松の木の根元のところで正座して頭を下げていました。本来ならば神主様がする行事なのだそうですが略式で行ったそうです。
私は初めて見ました。その後きれいに根元から切っていただきました。
そのあとの広くなったその場所にミツバツツジの大きな木を、その植木屋さんに頼んで植えてもらいました。
なんと梅雨明け前の暑い日に来て植えてくれたのです。
なにも知らない私は「こんな真夏に植えて大丈夫なのですか」と尋ねると「根まきがしっかりしてあるから心配はない」言ってました。
今は日にちも経って元気そうです。
来年の春、ピンクの花が咲いてくれることを今から楽しみにしています。
7月に入ってから植えてもらったミツバツツジの木