野山の香り

高尾山や近くの野山に自然に咲く花が
好きです。

オリンパスホールのコンサート

2011-07-19 10:21:46 | その他

日本中が猛暑に襲われた17日の日曜日、
オリンパスホールでコンサートがありました。
家を出る時間帯は太陽がギラギラに照り付けて一歩家から出るのも
嫌なくらいでしたが、20分も冷房のきいたバスに乗ればもうホールに着きます。

八王子駅南口に直結しているオリンパスホールは、今年4月にオープンしたばかりの
新しいホールです。収容人員も2千席と日本に誇るホールです。

4月2日にはオープニングコンサートが予定されていましたが、3月の大震災の影響で
5月4日に延期になりました。
女性指揮者によるクラシックコンサートだったのですが、その人気は凄くチケットを手に入れるのも容易でありませんでした。
ところが楽しみにしていた5月、娘の具合が悪くなって私は行くことが出来なくなって
しまいました。折角手に入れたチケットも無駄にしては勿体無いので、主人のオーデェオ
仲間の人に行って貰いました。

今日のコンサートは一部が
 ベートゥベン作曲 交響曲第5番でした。  聞きなれた「運命」です。

場内撮影禁止のところを早めに行って舞台の様子を写させて頂きました


二部は   ワーグナー作曲    「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
      ワーグナー作曲    「タンホイザー」 等でした。  
    
       この曲も聞いたことのあった曲です。

一部と違って、楽器も大太鼓・シンバル・ハーブなどが加わり、50名近い混声合唱団が
加わったり、ソプラノ歌手が加わったりと大編成の舞台です。

今回のコンサートは被災地の演奏家を十数人を招待して舞台で共に演奏をして下さいました。二人の方が挨拶されたのですが、仙台と女川の方で、女川の方は家も持っていた楽器も全て流されてしまったと言ってました。

交響曲の演奏に合わせて、ソプラノ歌手の素晴らしい歌が場内に響き渡りました。
「浜辺の歌」と「落葉松」でした。
その透き通るような歌声に胸がジーンとしてきます。

最後のアンコールには、オーケストラに合わせて参加者全員と観客席の全員が一緒に
なって「ふるさと」の大合唱をしました。
感動して涙が溢れてきました。

演奏会が終わって外へ出ると未だ太陽も高く、相変わらずの暑さです。
4月の頃は未だ葉も出ていない木々が、すっかり緑を増して、日陰の待ち合わせ場所に
なっていました。

そしてその翌朝、なでしこジャパンの世界一の優勝のニュースが
入ってきました。 感動して何度も涙があふれ出ました。
諦めない事の素晴らしさも教えて頂きました。
被災地の方々も大きな感動をもらえたと思います。

  なでしこジャパンの皆様 感動をありがとう
   そしておめでとうございます


コメント (21)
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