4月10日に 四国遍路の休憩所に 「 『大切な遍路道』を朝鮮人の手から守りましょう」
と、印字した外国人排除の紙が貼られた問題で、中傷の対象になっている人の事が
地元有力紙の中国新聞にも 紹介されていました。
中傷の対象となった道案内のステッカーを貼っているソウル在住の韓国人 崔象喜産のことが
紹介されていました。
崔さんは お遍路の魅力に取り付かれ 全札所の巡礼を4回も達成。
昨年12月には外国人女性としては始めての御遍路の魅力を伝える「先達」 に公認された人です。
『韓国人もお遍路をすると 日本の印象が変わる』 と、お遍路を韓国や外国人に紹介し、
外国人が道に迷わないように順路を示すステッカーを貼っておられたようです。
然るに 張る対象の持ち主に 断りは入れて 許可を得ての貼り付けばかりではなく、
電柱や 立て看板など、持ち主不明のものまで 貼って有るのが 目に付いたいたのでしょう。
批判を浴びてしまいましたし、貼り紙まで 出るようになりました。
これが事件の あらましだったようです。
崔さんは、今回の貼り紙問題のことで、たくさんの方に迷惑をかけたと、自分を攻められているそうです。
良かれと思って 行われたことが 大問題になって、 反省しきりだそうです。
チョッと気の毒になりました。
宮島でも 良かれと思って 弥山の 自然の登山道や、獣道などに スプレーで 印(→のようなもの)を付けて
親切な道案内のつもりで、樹木や石に ペイントのスプレーで 矢印を かいた人が おられたようで、
このペイントも 宮島では 問題に なって 新聞種にもなりました。
良かれと 思っても、しかるべき順序を経て やらないと、 後で問題になることも ありますね~