先日もう20年も付き合っている友達から電話が入った
「あのー悪いとは思ったんだけど あなたの電話番号を
私の友達に教えちゃったんだ。実はその人の友達の娘さんが
今大変な状態で ほってはおけなくなったらしい で、
福祉関係に知り合いはいない?」と言う電話が入り
たまたま私の顔を思い出したらしい。
大したことは解らないが 一緒に考えてあげる事くらいはできるから
拒否することもなくOKした。
聴くところによると 6年前から父親が脳こうそくで倒れ
仕事が出来なくなり 母親と二人で面倒をみてきたが
生活費はかさむ一方で 本人の知らないところで母はたくさんの借金を
していたらしい
今年に入って1月に母が突然亡くなり いろんな整理をしているうちに
借金も含め相続しなければならないことがやまずみで
悲しみと苦しみが同時におき どこから手をつけてよいかわからなくなっていたようだ
そして 母の友人だった人が私の友達に相談の電話をかけたらしい
ややこしくなるが 「私の友人の友人からその友人の友人の娘さんからの
相談が まわりまわって 私の所に入ってきた」と言うことになる
本当に縁は異なもの味なものと言うけれど
思いもかけないところで繋がっているんだな―と感心する
丁度休みだったこともあって
市役所に同行し解決の糸口を 模索した
ありがたい事に解決の方法をいくつか教えて頂き
後は 本人の選択により近いうちに落ち着くだろうと想像する
その娘さんは
父が脳梗塞で倒れた後 ずっと家族のために働き
給料も生活費に充てていたが
母が亡くなり父親の介護と仕事の両立で 毎日へとへとだったようだ
整理をしていくと 家賃も溜まっており カードでお金も借りていた・・・
そんな状況が判明されどうしたらよいのか解らなくなて相談したらしい
しかしその状況は一生続くわけでもないのでと・・・慰め
私も自分の青春時代を振り返り
両親は病気こそしなかったが ギャンブルにのめり込んでいた父と
内職で家族を支えていた母と 学校から帰るといつも妹の世話をしていた
自分の姿が重なり とても他人ごとではなかった
喫茶店でコーヒーを飲みいろんな事を話し合って
もう10年も前から知っているような気持ちになって別れた
こんな苦労をしている人がまだいたんだなーと悲しくなった
私にできる事があったら遠慮せず連絡を下さいと電話番号を教えた
友達の友達はみんな友達なんだと
つくづく考えた一日だった
自分の環境に負けないで頑張ってほしい!
何が出来たとか 何をしたとかでなく
どう生きられたか?を神様が見ていてくれることを信じて
頑張ってほしい!