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漫画断捨離をして思ったこと

☆昨日までに手持ちの漫画その他をおよそ8割手放して、そのついでに服もかなり整理したら衣装ケースが要らなくなり、明日粗大ゴミに出します。

 開運の基本は「床の面積を広げる」だそうで、これがやってみると本当にそうでした。

 収納の中の本がごっそりなくなったぶん、普段床に置いていたものを収納したら、リビングの床が広いこと!

 現在使っているものだけ(しかもお気に入りのもの)に囲まれ、無駄が減らされ、床が広くて掃除が行き届く快感よ。

 それに手放した漫画群は、

1:昔からずーーーっと好きで手放さずにいた古群。

2:良さそうと思ってネットで買って読んだら気が済んだ群。

3:ぶっちゃけハズレだった群。

 1、2、3、それぞれ手放せない理由があり、2と3は「買った自分を間違ってたと思いたくない」ために積んであったみたいな。

 2は面白かったんだからハズレではないけど、やっぱり一回読んだら執着がなくなり罪悪感が生まれました。

 3はそんなにはないんだけど、一巻でなんだかなあと思い、でも続けて二巻を買ってう〜んと思い、もう少し読んだら面白くなるかも……などなどの理由で手元にありました。

 1はもうね、身を切られる思いでした。

 特に思い入れのある漫画ばっかりで、でも悲しいことにもうあの頃の自分ではないので、読んでも感動はちょっと違う風になってしまった。

 歳をとって解釈が変わったというのもあったり。でも読み尽くしたけど執着が離れないとか。

「手元に置いておきたい」欲望。安心だから。

 そしてこの1の群は、思春期の頃家の中も外の世界も暴風雨で、漫画の世界に心を飛ばしていないと自我が保てなかった頃のもの。

 だから命の恩人でもある作品たちなわけで、手放したら暴風雨にさらされる心地になるわけです。

 もう大人なのにね。

 手放すということは、私が「リアル」に帰って来て、この世界にやっと足をつけて周りを見渡す心境でした。

 今までどこに住んでいたんだって話ですが。

 本当に心は別の世界でソルジャーだったりエージェントだったりマブダチがいたり仲間がいたり、世界各国や宇宙も渡り歩く人間だったんですよ。

 あ、アルカディア号も乗ってました(笑)。

 オーパーツも見つけたり守ったりしてました(笑)。

 少女漫画読んでないので、恋愛はまるっきりなかったです(きっぱり)。

 富士の裾野で開催したボクシング大会でセコンドやったり、忍者になったり超能力開花したり(作品が分かったらすごい)。

 それで現在、リアルを見つめて生きていますが、本当にタイムスリップして51歳の体に入った子供のような気がしてます。

「こっちの世界に帰って来たなあ……」

 みたいな。はい中二病治ってません。

 もう暴風雨はないようです。晴れた日に澄んだ空気の中で、これからのことを考えられそうです。

 思い切ってやってよかった。

「ちょっと預かってもらってるだけ」と思えばいいし。

 そして別れがないと新しい出会いもないわけで、もしまた魂を揺さぶる作品に出会えたらすぐに買えます。

 あと、思い違いをしていたところがあって正します。

 本を買ったらもう一生手放してはいけない、という縛りがありました。

 一回読んだら誰かにあげるとか売るとか、その本を愛していない証拠だと。

 その思い込みは捨てていいのかな。でも作者の人にしてみれば、面白くはないですよね。

 本という媒体はなんなんだろう?手放したら資源ごみとか悲しいと思ってしまって。

 でも紙は邪気が集まりやすいというのも、今回の断捨離ですごく理解できた。

 確かに部屋の空気が清浄だもの。すごい効果でびっくり。

 最後に、もう漫画の世界に助けを求めることはないな、と。

 ちゃんと強い大人になったし、生きがいから趣味嗜好品になったと思う。

 それに今、政治経済が面白い。三次元最高、みたいな。

 やっと始めた投資の話も、おいおいアップして行きます。

 部屋も綺麗になったことだし、生活を見直して頑張ろうと思います。

 

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