2024.7.16(火)
別海町ふれあいキャンプ場の朝4時。
テントから出ると外は明るいが人の姿はない。
本日は帯広まで移動するので6時出発の予定。
私はテントを撤収して出発するまで2時間は必要。
6時前に荷造り完了。
隣の浜松ライダーのかっちゃんは5時から撤収作業開始。
20分オーバーの6時20分出発となった。
結局このキャンプ場には3日間お世話になった。
出発してしばらくは天気も良く気持ちよく走っていたが、途中釧路で霧が発生。
この釧路の霧は海上で発生した「海霧」が陸上へ流入したものらしく夏に観測されることが多いとのこと。
「海霧」のせいか、気温は16度まで下がる。
カッパを着て道の駅まで震えながらの走行。
「道の駅しらぬか」で休憩。
時間が早く、店は閉まっていた。
ここには「恋が叶うポスト」があったが、「腰痛が治るポスト」がほしかった笑
結局11時半に宿泊先の「アパホテル帯広」に到着。
荷物を預けて「道の駅 かみしほろ」に向かう。
本日のメインイベントは「タウシュベツ川橋梁」に行くこと。
道の駅で現地ゲート入り口の鍵と長靴を借りて出発する。(要予約)
ゲートから数キロの区間はヒグマが頻繁に出没するとのこと。
もう一つ不安なことはダートの道をオンロード車で走らなければならないこと。
思ったよりダートはハンドルがとられて時々ヒヤッとする場面があった。
前を走るオフ車はスイスイと走り去っていく。
結局見えないほど差が開いてしまった。
ふと後ろの座席付近を確認すると長靴の片方がない。
振動で落ちたらしい。
Uターンするのは困難なのでそのまま走り続け、駐車場所に到着。
それよりもヒグマがいつ現れるかわからないので熊スプレーを準備しバイクを降りてしばらく歩く。
ヒグマが出そうな細い林道を抜けるとそこには絶景が・・
「タウシュベツ川橋梁」が突然目の前に姿を現した。
タウシュベツ川橋梁は1937年に完成した130mのコンクリートアーチ橋。
この橋は水が少ない1月頃から凍結した湖面に姿を現し、水位が上昇する6月頃から沈み始め、8~10月頃には湖底に沈むとのこと。
橋の上はかなり崩落していて、現在存続の危機が問われている。
橋を見学後、バイクのところに戻ると車に乗った方が「長靴落としてませんか?」と声をかけてくれた。
長靴を履いての撮影はできなかったが、見つかって良かった。
帰りは私が前を走り、何とかゲートまで無事戻ってきた。
次に立ち寄ったのは「幌加駅跡」。
幌加駅は昭和14年に開業。
昭和53年に列車運行が廃止されるに伴い幌加駅としての役割は終わったとのこと。
見学を終え、鍵と長靴の返却のため、「道の駅かみしほろ」に戻る。
夜はホテル近くの「北の屋台」「居酒屋 炎(えん)」「ラーメン店 三楽(さんごう)」に足を運び帯広の夜を満喫する。
本日の走行距離
353.9キロ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます