1年に１度
町内会の盆踊りの日に結成される
にわか的屋
に
召集される
おそらく今年で3、4回目
普段自治会に関与してないどころか
近所付き合いすらままならない身分なので
にわか的屋の面々と会うのも１年ぶり
ひとしきり挨拶などすませ
早速仕事にとりかかる
とは言っても下準備などは出来上がっていて
あとは売り子をやればよいという状態
毎年恒例になりつつある持ち場は
自分を含め3人で担当
こちらも毎年恒例のメンバー
毎年のこととはいえ
1年に1度のこと
お互い様とはいえ不慣れで手際も悪く
当然イラッとすることもあったりして
早々に解散の危機もありつつ
あーじゃねこーじゃね騒ぎながら
あれこれ試行錯誤
そうこうしてるうちに
日が陰り提灯に火が灯り
東京音頭が賑やかにスピーカーから流れてくるころには
あれこれ言い合う暇も隙もないほど
店の前に長蛇の列
髪振り乱し
必死の形相で仕事をこなしていくうちに
数時間前まで
てんでちぐはぐだった的屋もどきが
本職でやってけるんじゃと思える程手際よく仕事をこなしだし
妙な連帯感も生まれだし
この時がずっと続けばいいのにと思う程素晴らしいチームの結束力が強まった頃（大げさ）
あっという間に祭り終了
にわか的屋
解散
夏の打ち上げ花火のような
ひと夏の恋のような
儚い夢のような
熱く激しい夏祭りの夜となりました（大げさ）
あ
ちなみに
自治会がらみの活動なんで当然無給料です