おはようございます。
外出が続いていますが、ピアノも細々と続けています。
でも、今は、ちょっと、悩み中でして・・・
どうぞ、聞いてやって下さいませ。
(ショパン様が愛されたピアノはプレイエル社製♫)
なぜか、秋が来ると、俄然、ショパン様が弾きたくまりますw
毎年、そんなことを続けているので、
万年中級レベルの力量で弾ける、好きな曲が少なくてなって・・・
この冬は、新しく、ショパン様を弾くことは、あきらめていました。
けれど、やっぱりショパコンの影響は大きいです!
今年も、絶対にショパン様に挑戦したくなりました。
どうせなら、あきらめていた難曲を弾いてみたいよね・・・と、
おそるおそる、手持ちの楽譜で音を拾ってみると・・・
なんか、思ったよりも、いけちゃうかも♫
・・・という具合で、もんのすご~~~く、ゆっくりながら
1ページ目の音を拾って、レッスンに臨んだのが
「英雄ポロネーズ」に次いで大好きな、ショパン様のピアノ曲です。
もう、最初の和音を弾いただけで・・・
きゃぁ~~~っ♥
来ましたよっ!素敵っ!・・・となります。
・・・ところが、3日も、たどたどしく練習したでしょうか。
レッスンの日には、
既に親指の付け根と、手首に違和感が・・・
先生に、そう申し上げると
「『革命』は消耗します。
わたしたちでも、うっかりすると、手首や肘がおかしくなります」と・・・
で、おすすめされたのが、
「別れの曲 op.10-3」。
そんなに身体の負担になりませよ・・・とのことでした。
ところが・・・
1ページ目の音を拾っただけなのに、
親の付け根から手首の違和感はひどくなったような・・・
次のレッスンで、拾ってきた部分だけ「別れの曲」を弾いてみると
先生から「親指に力が入っています」との、ご指摘。
どうやら、私は主旋律、2小節目から始まる、親指で弾く音符に
妙な力が入っていたようです。
だって、いかにも難しそうでしょ↑、構えますって!
(楽譜集は、左上にペンを留めた跡がついてしまいました・・・w)
実は、最初に音を拾ってみたのは、「幻想即興曲 op.66」。
片手ずつ弾くには問題がありませんが・・・
両手で弾くとなると、お手上げ!
右が16分音符で16音のところ、左手は6連符の12音が延々続きます。
リズム感がないので、わたしは、こういうのがダメ。
お優しい先生は、「誰でも、おかしくなりますよ。
そこが不思議な感じだから『幻想』っていうタイトルなんですよ」と
慰めてくださいましたが・・・😢
さらに先生は、おっしゃいました。
「ショパンのエチュードは、リストほとではないけれど、超絶技巧なんです。
でも『エチュード』は『練習曲』ですから、これができたら、
うまくなっていた、というように作られているんです・・・」とも。
なるほど「革命のエチュード」は「左手のための練習曲」で、
「別れの曲」は「旋律のための練習曲」として作曲されたというのも
納得です。
そもそも・・・
わたしが弾こうとしている楽譜集は
『ピアノ名曲120選 上級編』(音楽之友社)で、
<ツェルニー40番以上>と、ハッキリ書かれています。
中学生で、レッスンをクビになったとき、
ちょうど<30番>を弾いていたので、
わたしは、<40番>を弾いていないんです。
当然、高望みだということは、重々承知しております・・・
・・・結局、もう少し、悩んでみることにしました。
第一案は、
「幻想即興曲」を「ハノン」の代わりに、毎日指ならしとして練習し、
慣れてきた頃、両手でゆっくりと合わせていく・・・
先生の初級に近い生徒さんが、以前、その方法で、数ヶ月後に
なんとなく「幻想」っぽくなったという例にならい・・・
並行して、ワルツ10番(op.69-2)あたりも弾こうかなぁと・・・
第二案は、先生が指摘して下さった、親指の力を抜いて、
「別れの曲」を続けてみるか・・・
いずれにしても、実力以上のことを望んでいるので、
じっくり頑張ってみようと思っています。
皆様、グダグダに、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
また、ご報告の折りには、よろしくお願い申し上げます。
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ご参考までに、各曲については、辻井伸行 さんの演奏をリンクしています。
「プレイエル」のピアノ画像は、浜松の楽器博物館の図録からです。
自分でも撮影しましたが、衝撃の出来事で全て消えました・・・