
大人のピアノ。
ショパン様の「ワルツ第7番 嬰ハ短調 (作品64-2) 」、
più mosso(ピウモッソ)の部分を弾いていると、
我ながら、うっとりしますw(→「弾いても痛み、弾かなくても痛む」)
この曲は、次のレッスンで、仕上げるつもりでいたのに、
身近がゴタゴタしているうちに、ピアノどころでなくなり・・・
レッスン日が来てしまいました。
出かける前に弾いてみたところ、全然ダメ。
ほんの数日間、弾かなかっただけで、
こんなになってしまうのかと、愕然とするほどボロボロ・・・

レッスンでは、先生から、ピアノに向かう時間がとれないときの
アドバイスをいただきました。
「とにかく、ショパンを弾くための筋肉を衰えさせないことです。
弾けなくなっちゃうのは、筋肉が衰えるからなので、
今は『ショパン筋』を維持しましょう」と先生。
「ショパン筋」を維持するには・・・
曲よりも、「ハノン」とスケール(音階)を弾くことが良いそうです。
とりわけ、スケールは大きな音で「ハ長調からニ短調」まで
(教本の見開き一頁分)を、毎日、弾くだけでも、全然違うのだとか。
この方法で、古典派のモーツァルトやベートーヴェンから
ロマン派の前半、ショパンくらいまでは、必要な筋肉が維持できるそうです。
ただし、古典派でもバッハは別とのことでした。
(バッハは別だよね、分るような気がするw)

レッスンでは、その後、次から取り組む曲の
相談にも乗っていただきました。
結果、次はショパン様の「ワルツ14番 ホ短調」に挑戦します。
(いつも聴いているCD→アシュケナージさんの「ワルツ14番」)
せっかく、ショパン様のワルツが楽しくなっているし、
「ショパン筋」も鍛えられているはずですしね♫
(一時的に衰えちゃったけどw)
この曲は、恩田陸『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)で
マサルがコンクールの第三次予選で弾いています。
ドラマチックな曲なので、楽しみです♫
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冒頭画像は、愛用の電子ピアノ。
隣の義両親の家には、誰も弾かない、夫のピアノがあるのですが、
高齢の二人ですし、コロナ禍ですし・・・勿体ないです。