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ピアノ、キラキラの音は・・・

2020-03-10 | おとなのピアノ
コンサートで生のピアノの音色を聴くと・・・
キラキラしていて・・・
木洩れ日のような、光るせせらぎのような、はたまた月の光のような・・・

ピアノって、良いなぁ・・・と、しみじみ感じます。


一方で、自分では、あのキラキラした音は出せないだろうと
あきらめてもいました。
ところが・・・っ!


小学校3年生でピアノを始め、
あまりのやる気のなさに、中2で、先生から三行半を突きつけられています。
中途半端にレッスンを終えたので、中級レベルを脱せません。

それでも、楽器やクラシックは好きで、
数年前からピアノのレッスンを再開しています。
奮発して、新しい電子ピアノも買いました♫

当初の夢は、ショパンさまを弾くことでしたが・・・
弾けそうな、つまり中級レベルの曲は、ほぼほぼ終了。
「雨だれ」とか「ノクターン(遺作)」とか・・・ですね・・・


ちょっと背伸びして、ラフマニノフ「鐘」にもチャレンジもしましたが・・・
思わぬ障害に遭遇。
肘や手首、肩が悲鳴を上げたんです・・・

毎度毎度、「まことちゃん」の「グワッシュ」みたいな手で弾いていたら、
そりゃ、アラカンですもん、負荷がかかりますわなぁ・・・
オトナのピアノは、身体のハンデもつくんだと、身にしみました。

こうして・・・実力と弾きたい曲のギャップに悩んだり、
また仕事も忙しかったりで、
ここのところ、レッスンが間遠になってしまいました。



でも、やっぱり、ピアノは弾きたい!

・・・ということで、方針転換です。

以前は、実力以上の曲にチャレンジしましたが、
それだと、音を追うだけで精一杯。
とても楽しんで弾くことはできません。

今は、譜読みやテクニックの易しさはもちろんですが、
身体に負担のかからない曲を選び、楽しんで弾こうと決めました。



その第一弾が、モーツァルト「幻想曲(K.397)」。↑
先生がおっしゃるには、古い時代の作品ならば、
「グワッシュ」が少なく、身体への負担も少ないはずと・・・

今まで、「モーツアルトのピアノ曲」は、なんとなく敬遠してきたので
初挑戦でもありました。

この曲も、案の定、途中で転調してからが、別の曲みたいで
「モーツァルトって、頭の中、どうなってんのよ!?」状態、ついていけませんでした・・・
(↑「アマデウス」でバカ笑いしていた、ヴォルフィのイメージ・・・)


それなのに、人間って現金なもので、
ある程度、弾けるようになると、ついて行けなかった転調以後も
自分なりに解釈でき、「ヴォルフィの頭の中」も理解できたような・・・w

久しぶりに楽しんで弾けました。
これって、ショパンさまの「雨だれ」や、シベリウス「樅の木」以来かも・・・


そして・・・ついに!

音がキラキラしてきましたね」と
先生がおっしゃったんです。
自分のピアノで「キラキラ」が出てくるとは思いませんでした。

先生の「キラキラ」と、わたしの「キラキラ」の意味合いは、
ちがうかもしれませんが・・・
ま、そこはそれでw


ちなみに、このときの先生のお言葉を正確に言うと
「音がキラキラしてきたから、もうひと頑張りしませんか?
次回を楽しみにしています」・・・

・・・ということで、再チャレンジの「幻想曲」・・・
次のレッスンで、わたしのピアノの音は「キラキラ」した?

・・・・・・
それが・・・むちゃくちゃ緊張して、空中分解しちゃいました・・・
アハハ・・・ハハ・・・ハ・・・・・・はぁ~~~😭


次こそは、と意気込んだものの、
昨今のコロナ騒ぎで、教室がお休みになってしまったのでありました・・・


・・・めざせ、キラキラ!
オトナですから、たやすくは、あきらめません!
楽しみながら弾くことが、きらめく音への第一歩と信じて・・・♫

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お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
勝手ながら、ただいま、コメントをご遠慮しております。

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