
「横浜18区コンサート」。
ただいま、みなとみらいホールの改修のため、
18の各区で出張コンサートが行われています。
「河村尚子(ピアノ)×
読売日本交響楽団メンバー(弦楽五重奏)」でした。
河村さんはドイツを拠点に活躍するピアニスト。
恩田陸の小説を映画化した「蜜蜂と遠雷」で
主人公のひとり栄伝亜夜のピアノ演奏を吹き替えておいでです。
この日のチケットは完売だったとか。
河村さんの、人気の高さがうかがえます♪
さて、プログラムはコチラ↓。

モーツァルトも、ドヴォルザークも美しかったけれど・・・
やっぱりピアノが好きなので・・・
ロベルト・シューマン「ピアノ協奏曲イ短調 Op.54」に
圧倒されてきました。
最後の第三楽章では、
いつまでも聴いていたくて、
「終わらないで、終わらないで~」と念じていたほどw

ワインカラーのタイトなベアトップのドレスが
とってもお似合いの河村さん。
柔らかな笑顔が素敵でした。
(人気の高さも、うなずける!)
でも、ひとたび、ピアノの前に座られると・・・
一変、引き締まった鋭い表情に・・・
そして、あのすばらしい演奏・・・素敵♥
アンコールで舞台に戻っていらっしゃると
マイクを持って下さいました。
「シューマンのピアノ協奏曲を
オケではなく弦楽五重奏で演奏する!?
驚きましたけれど・・・
読響の皆さんのアンサンブル力がすばらしくて・・・
楽しく演奏できました。
それに、もしかしたら、
最初は、オーケストラで演奏するのではなく、
この形だったのかもしれません。
シューマンの自宅で妻・クララのピアノに
仲間の弦楽器の演奏家が四人、五人集まって
この曲を弾いたとも、思えますよね・・・
・・・と、語って下さいました。

わたしは、この曲の生演奏は初めてだったし、
素人なので、五重奏なら、
楽器の音が、はっきりわかっていいなぁと思っていますがw
アンコールは、
シューベルトの「即興曲 Op.90-3」。
しっとりと流れるようなピアノの調べでした。

「楽しい時間は免疫力をあげますよね・・・
皆さまも、良い音楽を聴いて、おいしいものを食べて、
よく眠って・・・お元気でお過ごし下さい。
きっと、またお目にかかりましょう・・・」
河村さんの言葉に、大きく頷きました。
この日を、4月から、ワクワクと待ち焦がれ
ついに8月、昨日は、音楽の輪に包み込まれ・・・
感動の嵐。
そして、今朝も、思いだしては
こんなに、ニマニマしていますw
これは、河村さんのおっしゃるように、
免疫力もアップしたはず!😉
皆さま、本日も、おつきあいいただき、
どうもありがとうございました。